撮り鉄が様々な問題を起こしていることは周知の事実ですが、遂に電車を壊す事態となってしまいました。昨日行われたE531系の配給輸送で撮り鉄の線路内侵入を発見した運転士が非常ブレーキを掛けましたが、その後ブレーキ不緩解となり常磐線の列車に運休・遅れが出る事態となりました。一体なぜこのような問題が繰り返されるのでしょうか?
常磐線でブレーキ不緩解→大幅遅れ
昨日~本日にかけて常磐線で運用されているE531系K451編成の配給が秋田へ向けて行われていますが、藤代~取手間で線路内への侵入者を発見した運転士が非常ブレーキをかけて緊急停車しました。
それだけならありがちな話ですが、ブレーキ不緩解となり後続列車で救援する話も出ました。幸い検修員が駆け付け、点検後に17時半ごろ自力で出発し北上しています。
撮り鉄が起こした有名な事件
撮り鉄が様々な問題を起こしているのは既に皆さんご存じですよね。
先月には渋谷駅のスタバで撮り鉄が三脚や踏み台を使用して撮影しているのが大きな話題となりました。
5月には甲府工臨に「EF64 37」が充当されたことで撮り鉄が集結し、甲府駅構内で乱闘騒ぎを起こしています。
新潟では残り少なくなった115系の「水鏡」写真を撮りたいがために無断で田んぼに水を張る事態も起きています。これはニュースでも報じられ、大きな話題となっていました。
悪質撮り鉄には断固たる措置を
まあ、撮影禁止にしたところで熱心な撮り鉄は撮影に来るでしょうし、障害者知能が小学生レベルのまま図体だけ大きくなった撮り鉄にマナーを守れと言っても無駄でしょう。
警察も本当に仕事しているのでしょうか?彼らの行為は明らかに以下の条文に触れると思うのですが…
- 「鉄道営業法」では、鉄道の敷地内にみだりに立ち入る行為を禁止しています。違反した場合、1万円以下の過料を科されます。
- 列車の往来の危険を生じさせる行為とみなされた場合、「往来危険罪」が適用される可能性もあります。違反した場合は2年以上の懲役刑が科されます。(最高で20年、他にも罪を犯している場合は最高で30年になる可能性がある)
- 線路内に立ち入ったことで列車を止めたり、駅員の業務を妨害したとみなされた場合、「威力業務妨害罪」(に該当し、5年以下の懲役または100万円以下の罰金 が科されます。
最後に
いやはや、最近はゴミの進化というのが著しいですね。ゴミが人の姿をして出歩いて、鉄道写真を撮るんですから(笑)人間の我々も負けていられませんね。
それにしても下半期一発目でこれですか、今年はまだまだ事件が起こりそうですね~