札沼線非電化区間の廃止期日が相次いで繰り上げられ、4/17に札沼線非電化区間は運行を終えました。今回はその経緯と最終日の模様を振り返っていきたいと思います。
突然の廃止日繰り上げ
札沼線の非電化区間の最終運行日は一般列車が4/24、4町民限定のラストランを4/27に行う予定でした。
しかし、4/16の夕方に緊急事態宣言が発令されたことを受け、JR北海道は急遽札沼線の非電化区間ラストランを4/17に繰り上げることを決定。
そのプレスリリースが発表されたのは20時過ぎ。羽田空港からの新千歳空港行きの最終便が21時丁度だったことを考えれば、ほぼ道外から来た人はいなかったことでしょう。これはJR北海道のファインプレーといえます。
自粛要請をしても熱心な鉄オタは間違いなく集まるでしょうし、頼んでも聞かないから、それなら緊急事態宣言が発令されたのを口実に?4/17に事実上廃止日を繰り上げたわけですね。
まあ、代行バスは年度が始まった4/1にすでに運行を開始していましたし、葬式鉄の集客を目的に運行していたようなものだったという特殊事情もあるのでしょう…
ラストランで大きなトラブルはなし
運命の4/17。この日のラストランにはそこそこ道内からは鉄道ファンなどが集まったようですが、ラストランの割にはそこまで集まらず、大きなトラブルとはなりませんでした。


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なお、これを受けてHTBが急遽札沼線のラストランを生中継しています。最終列車をヘリで追跡したものを配信するだけのものでしたが、HTBには感謝したいですね。
それにしても、「水曜どうでしょう」もHTBの製作ですし、HTBは本当に攻めた番組作ってますね~
今は家に居よう!
今は新型コロナウイルスが流行している状況です。本当に不要不急の外出は控えましょう。あの志村けんさんが、あっさりと亡くなったことは筆者も衝撃を受けました。恐らく石田純一さんも同様の道をたどるでしょう…
すでに鉄道ファンの方々にも新型コロナウイルスに感染した人が居ますし、今回の札沼線ラストランでももし新型コロナウイルスに感染した人たちが居たら…本当に考えたくないですね。
次は自分の番かもしれない、という危機感を少しは持って下さい。素晴らしい写真を撮ったりしても、あの世に行ったら意味ないですよ!それとも、あの世で素晴らしい写真を眺めるつもりですか??