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 今年も無事に「秋の乗り放題パス」が発売されることになりました。今回は大阪発でのモデルコースを検討したいと思います。

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中国地方の観光列車で周遊

 まずは中国地方を走る観光列車で周遊することを考えてみます。なお、西日本を走る観光列車については「秋の乗り放題パスの旅行に便利な臨時列車:西日本編」にまとめてありますので、そちらをご覧ください。

1.SLやまぐちに乗車

 SLやまぐち号は新山口~津和野を走るSL列車で、全車指定席です。なお、グリーン車指定席も連結されていますが、「秋の乗り放題パス」では乗車できませんので気を付けましょう。また、この列車は人気が高いので、早めに指定券を確保することをお勧めします。

この場合、以下のような行程になります。

 1日目:大阪から山陽本線を乗り継いで広島などを観光しながら、新山口へ向かう。なお、行程の検索にはジョルダンライブの「青春18きっぷ検索」を利用すると便利です。

 2日目:SLやまぐち号に乗車した後、津和野から益田まで向かう普通列車が発車するまで2時間程度ありますので、津和野の観光を楽しんではいかがでしょうか?順調に乗り継いで鳥取まで行くと仮定すると、以下のようなルートになります。

 津和野15:17→益田15:58

 益田16:58→(アクアライナー)→米子20:52

 米子21:18→(とっとりライナー)→鳥取22:53

 3日目:いろいろなルートが考えられますが、例えば城崎方面を観光することを考えます。

 土日であれば、臨時列車「山陰海岸ジオライナー」が運行していますので、城崎方面まで乗り継ぎなしで行けます。この列車は餘部駅に17分停車しますので、餘部のプチ観光も楽しめます。新しい車両で運転されますので、とても快適です!なお、山陰海岸ジオライナーの時刻表はこちらをご覧ください。

 鳥取8:58→(山陰海岸ジオライナー)→城崎温泉10:44

 城崎温泉14:42→福知山16:24

 福知山17:05→(丹波路快速)→大阪19:22

2.○○のはなしと奥出雲おろち号に乗る

 「○○のはなし」は山陰本線を走る観光列車で本州最西端の響灘や日本海の海岸美を楽しむことができる列車です。キハ47系の2両編成で、全車指定席の快速列車で運行されるため、乗車券のほかに指定席券が必要です。

 「奥出雲おろち号」は木次線を走るトロッコ列車で、木次~備後落合で一往復(一部の日祝日は下りのみ出雲市駅発)運転されます。12系の改造車で運転され、全車指定席の列車で運行されるため、乗車券のほかに指定席券が必要です。

 この2列車に乗車する周遊ルートを考えてみます。

 1日目:大阪から下関まで向かう。なお、行程の検索にはジョルダンライブの「青春18きっぷ検索」を利用すると便利です。

 2日目:この日は「○○のはなし」にのり、その後出雲市まで行きます。

 新下関9:59→(○○のはなし)→東萩12:57

 東萩13:54→益田15:06

 益田16:58→出雲市19:36

 3日目:この日は「奥出雲おろち号」に乗ります。なお、出雲市駅から運転するのは日数が限られていますので注意しましょう

 出雲市8:45→(奥出雲おろち号)→備後落合12:36

 備後落合14:37→新見16:00

 新見16:51→岡山18:27

 岡山19:17→姫路20:40

 姫路20:54→(新快速)→大阪21:58

東京方面を周遊

 東京方面に行きたいと思う方も当然いますね。大阪から東京までは休みなく乗り継いでいけば8~9時間程度で行けます。また、信州方面の観光列車は「秋の乗り放題パスの旅行に便利な臨時列車:信州」に、上越方面の観光列車は「秋の乗り放題パスの旅行に便利な列車 上越編」にまとめてありますので、そちらも参考にしてみてください。

まとめ

 いかがでしたか?西日本にも結構観光列車が走っているので、そちらに乗りつつ復興に貢献してはいかがでしょうか?なお、一部区間で復旧していない区間がありますので、乗車の際には最新の情報を得るようにしてください。