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現在、JR西日本が2020年春の運行開始に向けた準備を進めている「新たな長距離列車」の車内デザインの概要が発表されました。

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JR西日本は2018年5月23日(水)、京阪神と山陰、山陽方面などを結ぶ「新たな長距離列車」の車内デザインを発表しました。

この列車は、国鉄時代の1979年から運行されている117系近郊型電車6両1編成を改造して運行するもので、「多様性」「カジュアル」「くつろぎ」をキーワードに、鉄道旅行の楽しさを味わえる車両を目指すという。

定員は90人程度で全車指定席とし、運行区間は京阪神地区から山陰方面や山陽方面などを想定。臨時列車として、定められた期間中に複数の区間で運行する計画。

車内は1両ごとに異なるものとなり、1号車は1+1列シートのグリーン車、2号車は2+2列シートと横になってくつろげるフルフラットシートがある普通車で女性専用車、3号車は2+2列シートとコンパートメント室がある普通車、4号車はフリースペース、5号車はフルフラットシートのみの普通車、6号車はグリーン個室となる。

また、車内を自由に行き来して過ごせるよう、乗降口付近や運転台後方にもフリースペースを設置するとしている。

運行は?

運行は恐らく夜行列車としてということが考えられていそうですが、昼行列車という可能性も否定できませんね。また、時刻表に掲載される一般の臨時列車としての運転なのか?それとも団体列車の扱いでの運転なのか?も問題になりそうです。

料金はどうなるのか?

…料金は現在の運賃や特急料金などをベースとし、17日に運行を始めた豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」(1人25万~125万円)と比べると、かなり安い設定となりそうだ。

(中略)

JR西の来島(きじま)達夫社長は20日の記者会見で、「地域と一体となり、瑞風とは別の気軽に乗れる列車にしたい」と述べた。料金については、「一つの物差し」として大阪―出雲市駅間(約7千~約2万3千円)を例に挙げた。(広島敦史)

2017.6.20 朝日新聞デジタルより

もしも臨時列車として運転されるのであれば、乗車券+料金券(急行?特急券?と指定席券ORグリーン券)のみで乗れるので比較的乗りやすいでしょうが、人気が高いと思われるので指定席の争奪はものすごく厳しいものになりそうです。元日に運転されるのであれば、JR西日本が毎年年末に発売している元日・JR西日本乗り放題きっぷが使えるのですが、そこまでJR西日本が甘いとはさすがに思えません…

感想

現在、日本を走っている定期夜行列車は「サンライズ出雲・瀬戸」のみとなっているので、JR西日本の長距離列車の運行開始が楽しみですね。ぜひ、運行開始されたら乗ってみたいものです。