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 JR東日本は来春に伊豆エリアで新しい観光列車「サフィール踊り子」の運転を開始すると発表しました。これにより今後の伊豆特急がどうなるかを予想してみました。

サフィール踊り子の概要

 サフィール踊り子は新型車両E261系を用いて運転される特急列車で、全車グリーン車での運転となります。

 まず、伊豆急下田方面の先頭車である1号車はJR東日本初のプレミアムグリーン車として設定されています。ゆったりとしたプライベート空間とくつろぎの空間を実現する1+1 列の座席(シートピッチ 1250mm) が配置され、天窓と窓からのダイナミックな車窓を楽しめるよう収納スペースは座席下に配置されています。

 次に、2・3号車にはグリーン個室が設置されています。こちらは4名用と6名用がそれぞれ用意されており、気の合う仲間や大好きな家族と目的地までゆったりとした時間を過ごせる個室車両となっています。個室の室内は落ち着いてくつろげるカフェをイメージしたプライベート空間となっています。

 4号車はヌードルバーとなっており、こだわりの麺を目の前で調理するオープンスタイルのキッチンと車窓を流れる相模湾の景色を眺めながらお食事を楽しめるカウンター席とボックス席が用意されています。

  5号車から8号車はグリーン車となっており、従来の特急列車よりも広く快適な2+1列の座席(シートピッチ 1160mm)が配置され、天窓からの陽の光がガラス製荷棚を通して車内に降り注ぎ、伊豆の自然をイメージしたリラックスできる心地良い空間となっています。

 この他、 各車両に大型の荷物置き場を設置(2~3号車のグリーン個室は、室内に荷物スペースを設置) する点や、全席コンセント装備、無料公衆無線LANサービスの提供を行うなど現代のニーズに合う車両となっています。

 11月に入り、 川崎重工業と日立製作所から大宮総合車両センターまで甲種輸送されました。今後、編成組成と試運転等が行われると思われます。

 特にこの形式で特筆すべき点として国鉄以来かなり久しぶりに電車の食堂車が製造されたこと、特急型車両としては初めてINTEROSが搭載されていることがあげられます。

 4号車のヌードルバーは食堂車の扱いということで、車内で本格的な調理を行うということでしょうか。どこのお店が入るか、今から楽しみですね。

 INTEROSの搭載は通勤系車両ではE235系で既に採用されており、これが一部改良される形で運用されていくのでしょうか。モニタリング保全体系の導入で重大なトラブルになる前に問題を発見していくということでしょう。当系列は2本しかありませんから、何かあったら運休になってしまいますし…

サフィール踊り子のダイヤ等は?

 恐らく「サフィール踊り子」は毎日運転の列車として老朽化の進む251系「スーパービュー踊り子」の代替になると考えます。ただ、251系は4本あるのに対し、E261系は2本のみであり、これで代替しきれるのかは疑問が残ります。

→運転区間は東京・新宿~伊豆急下田と発表がありました。本数から考えると 東京・新宿~伊豆急下田各1往復づつと考えます。ただ食堂車+グリーン車のみの構成のため毎日運転するかどうかは不明です。

今後の伊豆特急はどうなる?

251系
引用:251系

 251系は登場から間もなく30年を迎えることもあり、また塩害による車体の腐食や下回りの腐食が進んできたこともあってか、近年は窓ガラスからの雨漏りや車両故障が頻発しています。特殊な構造なので、恐らく波動用としての転用もされることもなく引退・廃車するのではないかと思われます。せめて1両くらいは大宮の鉄道博物館に保存してほしいとは思いますが…

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 また、185系はすでにE257系で置き換えが行われることが決まっていますが、置き換えるE257系は9両編成でグリーン車は1両しかついていません。グリーン車に乗りたい人は「サフィール踊り子」をご利用ください、ということなのでしょうか…

まとめ

 251系はおそらく来春で引退する可能性が濃厚なので、今のうちに少しづつ記録することをお勧めします。また、185系についても、今後は置き換えが進むでしょうから、こちらも置き換え前に記録しておきたいですね。

 さらに言うと、今後はJR東日本の在来線特急列車のグリーン車は 2+1列の座席配置にすることを基本としてもらいたいものです。中央線や常磐線、成田エクスプレスの特急グリーン車は普通車とほとんど違いがなく(違うのはシートピッチと雰囲気くらい?)、正直コレでグリーン車料金を取るほどの車両なのか?と思ってしまいます。 サービス面で何か特別なものがあるかといっても特別なものがあるわけでもないですし、さすがに何とかしたほうがいいんじゃないでしょうか?

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