ラグビーワールドカップ2019試合会場へのアクセスまとめ

　ラグビーワールドカップ2019が日本開催で本日開幕しますので、会場へのアクセスをまとめました。

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ラグビーワールドカップとは？

　ラグビーワールドカップとは、ラグビーの国家代表の世界一を決める大会です。歴史は意外と浅く、第一回は1987年に開催、以降4年に1度開催されています。日本は第一回大会から連続出場を続けており、今回は日本で開催されます。なお、日本では初開催となります。開催場所は以下の通りです。

• 札幌ドーム
• 釜石鵜住居復興スタジアム
• 熊谷ラグビー場
• 東京スタジアム
• 横浜国際総合競技場
• エコパスタジアム
• 豊田スタジアム
• 東大阪市花園ラグビー場
• 神戸市御崎公園球技場
• 博多の森球技場
• 熊本県民総合運動公園陸上競技場
• 大分スポーツ公園総合競技場

札幌ドーム

　こちらへのアクセス方法は「プロ野球開幕前夜！各球場へのアクセスまとめ」に述べてありますので、そちらをご覧ください。普段は日本ハム（パリーグ）とコンサドーレ札幌（J1）が本拠地として使用しています。こちらでは以下の2試合が行われます。

釜石鵜住居復興スタジアム

　「釜石鵜住居復興スタジアム」は岩手県釜石市に新設された球技用スタジアムです。最寄り駅は三陸鉄道の鵜住居駅です。これに伴い、JR東日本と三陸鉄道で列車の増発が行われます。

　JR東日本は新幹線は「はやぶさ」を最大1.5往復、在来線では釜石線で臨時列車を4往復増発します。

　在来線の臨時列車で注目なのは、釜石線の定期列車では使用されていないキハE130系使用の臨時列車がある点です。

　また、ラグビー釜石1号と9/25運転のラグビー釜石4号、10/13運転のラグビー釜石8号は三陸鉄道への直通運転を行います。三陸鉄道も列車の増発・増結を行います。9/25、10/13の時刻表は以下の通りです。

　このほか、試合開催日に釜石→盛間の列車を一本増発します。9/25は釜石駅17：15発、10/13は釜石駅15：15発です。また、試合当日には盛岡駅・新花巻駅などからスタジアムへのシャトルバスの運行が行われます。そちらも是非ご利用ください。なお、車での来場はできません。こちらでは2試合の開催が予定されています。

熊谷ラグビー場

　熊谷ラグビー場はラグビーのトップリーグや大学リーグの試合会場として使用されています。JRの熊谷・籠原駅からシャトルバスが運行されているほか、東武鉄道の森林公園・羽生・太田駅から予約制バスが運行される模様（予約はこちら）です。

　9/24にはJR東日本で以下の列車の増発が予定されています。

　この他、山手線は高崎線の臨時列車に接続する形で増発が行われます。

　なお、東武鉄道や秩父鉄道は現時点では列車の増発等は行わない模様です。相当な混雑が予想されるため、早めの列車での移動をお勧めします。試合は以下の3試合の開催が予定されています。

東京スタジアム

　東京スタジアムは多目的スポーツ施設として使用されており、現在はJ1リーグで（9/20時点で）首位を走るFC東京がホームゲームを開催しています。なお、味の素がネーミングライツを取得しており、国際大会以外では「味の素スタジアム」として呼ばれています。

　京王電鉄の飛田給駅が最寄り駅となっており、徒歩5分です。なお、試合開催日には試合開始前、試合終了後の一部時間帯において座席指定列車（京王ライナー）を除いた上下線の列車が停車するほか、新宿方面へのお帰りにご利用いただける臨時の列車を増発して運行いたします。なお、時刻に関してはこちらで検索できます。

　また、西武鉄道は 「東京スタジアム」へのアクセス駅である「多摩川線 武蔵境駅」および「多摩川線 多磨駅」を有する「多摩川線」を、より多くの皆さまに知っていただくため、ラグビーワールドカップ2019™ワールドワイドパートナーである「ハイネケン」がプレゼンツするステーションパブを実施します。詳しくはこちらをご覧ください。

　また、小田急バスでは試合開催日に中央線武蔵境駅南口、小田急線狛江駅北口、 西武多摩川線多磨駅から東京スタジアムへのシャトルバスを運行します。詳しくはこちらをご覧ください。こちらでは開幕戦を含めたグループリーグ5試合と決勝トーナメント3試合の開催が行われます。

横浜国際総合競技場

　横浜国際総合競技場はJ1リーグにおいて（9/20現在）首位を勝ち点4差で追走している横浜FMがホームスタジアムとして使用している他、大規模イベント等で使用されています。なお、日産自動車がネーミングライツを取得しており、普段は「日産スタジアム」と呼ばれています。

　JRの新横浜駅・小机駅が最寄り駅で、徒歩10分程度です。なお、試合開催日には横浜線の臨時列車の増発と小机駅への快速列車の臨時停車を予定しています。

　この他、バスでアクセスする場合は綱島駅・新羽駅から東急バスの綱72系統に乗車するか、仲町台駅から横浜市営バス300系統、溝の口駅から東急バスの直行バス新横浜駅行きに乗車し（時刻表はこちら）、 「日産スタジアム前」バス停で下車してください。 試合はグループリーグ4試合と準決勝、決勝が行われます。

エコパスタジアム

　エコパスタジアムは陸上競技場兼球技場として使用されており、大規模イベントが行われているほか、ジュビロ磐田（J1→来季J2）がホームゲームを開催する場合があります。

　エコパスタジアムの最寄り駅は愛野駅で、愛野駅から徒歩15分です。なお、JR東海は試合終了が遅いことを考慮し掛川～東京駅間で「こだま」1本を増発するほか、在来線も定期列車の増結・臨時列車の運転を行います。詳しくはこちらをご覧ください。

　また、掛川駅とエコパスタジアム手前の小笠山総合運動公園間（ 小笠山総合運動公園 からエコパスタジアムまでは徒歩15分）で予約不要・料金無料のシャトルバスの運行も行われます。なお、 掛川駅のシャトルバス乗降場は北口となりますが、駅係員、誘導員・スタッフの誘導に従い南口よりお回りください。 詳しくはこちらをご覧ください。なお、試合は以下の4試合が行われます。

豊田スタジアム

　豊田スタジアムは愛知県豊田市にある球技専用競技場で、名古屋グランパス（J1)が不定期にホームゲームを開催しています。鉄道で来場する場合は名鉄「豊田市駅」から徒歩約15分、愛知環状鉄道「新豊田駅」から徒歩約17分となっています。

　名鉄は名鉄三河線で列車の増結（2両→4両）を行うほか、以下の通り列車の増発等を行います。

• 9/23，28，10/5
  • 「赤池発岩倉行」1 本を「豊田市発岩倉行」、 「赤池発上小田井行」2 本を「豊田市発上小田井行」に延長して運転します。（豊田市発は 21:12、21:59、22:48（種別：普通））
  • 猿投 → 知立で列車を5本増発します。これにより、21：00 から 23：10 までの間、豊田市から知立方面へ 10 分間隔で 運行します。
• 10/12
  • 「赤池発岩倉行」4 本を「豊田市発岩倉行」に延長して運転します。 （豊田市発は 16:12、16:42、17:12、17:42（種別：普通））

　また、愛知環状鉄道は混雑が予想されるため、列車の増結（2両→4両）を行います。

　このほか、豊田市駅から名鉄バス64・65系統（古瀬間町・古瀬間墓園行き）に乗車し、豊田スタジアムバス停下車（時刻等の検索はこちら）またはとよたおいでんバス（ 旭・豊田線、豊田・渋谷線、東豊田環状線 ）に乗車し豊田スタジアム東バス停下車（時刻表はこちら）で徒歩数分です。豊田スタジアムでは以下の4試合が行われる予定です。

花園ラグビー場

　花園ラグビー場は1929年に開場した日本初のラグビー専用スタジアムで、全国高等学校ラグビーフットボール大会の会場としても知られ、同大会は「花園」との通称で呼ばれています。 また、社会人ラグビーリーグであるジャパンラグビートップリーグに所属する近鉄のラグビーチーム（近鉄ライナーズ）のホームグラウンドとしても使用されています。

　公共交通機関でアクセスする場合は 近鉄奈良線「東花園駅」から徒歩8分、近鉄けいはんな線「吉田駅」から徒歩15分です。

　なお、近鉄奈良線の東花園駅は試合開催日には快速急行・急行の臨時停車が行われますが大変な混雑が予想されます。吉田駅から花園ラグビー場まで無料シャトルバスが運行されますので、出来れば吉田駅のご利用も検討してください。この会場では以下の4試合が行われます。

神戸市御崎公園球技場

　御崎公園球技場はヴィッセル神戸（J1）がホームゲームを開催しています。なお、神戸市中央区に本社を置くノエビアが命名権を取得しており、2013年3月1日から「ノエビアスタジアム神戸」と呼ばれています。

　「ヴィッセル神戸」というと近年ではスペイン代表のMFイニエスタやサンペール、FWビジャやベルギー代表のDFフェルメーレンを獲得するなど積極的な動きが目立っています。今後に注目している1チームです。

　鉄道でアクセスする場合は地下鉄海岸線「御崎公園駅」から徒歩5分です。なお、地下鉄海岸線では臨時増発列車を運行します。時刻表はこちらをご覧ください。

　また、バスで行く場合は 湊川・新開地・高速長田の各駅から、市バス3系統にご乗車いただき、「吉田町１丁目」で降車すれば、ノエビアスタジアム神戸のすぐ前に到着します。詳しくはこちらをご覧ください。 試合は以下の4試合が行われます。

博多の森球技場

　博多の森球技場は、福岡県福岡市博多区の東平尾公園内にある球技場です。J2のアビスパ福岡、ラグビートップリーグのコカ・コーラレッドスパークス、トップチャレンジリーグの九州電力キューデンヴォルテクスなどがホームスタジアムとして使用されています。公共交通機関でのアクセスは福岡市営地下鉄「福岡空港駅」4番出口からバス8分です。 「東平尾公園入口」バス停 または 「席田会館前」 バス停 で下車してください。このほか、福岡空港駅から臨時シャトルバスが随時運行されます（100円）。

　試合は以下の3試合が行われる予定です。

熊本県民総合運動公園陸上競技場

　熊本県民総合運動公園陸上競技場は、熊本県熊本市東区平山町の熊本県民総合運動公園内にある陸上競技場。球技場としても使用され、J3のロアッソ熊本がホームゲームを開催しています。なお、熊本市東区に本社を置くえがおが命名権を取得しており、2017年2月から「えがお健康スタジアム」と呼称されています。

　交通機関でお越しの場合は熊本駅または桜町バスターミナルより、九州産交バスG1-5系統「パークドーム」行きに乗車し、終点で下車してください。また、試合当日には光の森駅北口から臨時シャトルバスを運行されるほか、 熊本駅 ・花畑広場から直行バスが運行されます（詳しくはこちら）。

　なお、JR九州は試合終了後に「さくら」1本を増発するほか、豊肥本線の列車を増発・増結します。

　なお、本会場では以下の2試合が行われます。

大分スポーツ公園総合競技場

　大分スポーツ公園総合競技場は、大分県大分市の大分スポーツ公園にある陸上競技場であり、サッカーやラグビーなどの球技場としても利用されます。J1の大分トリニータがホームゲームを開催しています。

　交通機関でのアクセスですが、試合当日は大分駅・別府駅から 大分スポーツ公園まで無料のシャトルバスを運行します。シャトルバスの運行時間は、試合日により異なります。詳細についてはこちらをご確認ください。

　また、JR九州では臨時列車を増発と定期列車への増結を行います。

　日豊本線では「ソニック」・「にちりん」を試合前・試合後にそれぞれ増発します。

　また、準々決勝の前日と翌日に以下の通り増発します。

　別府方面への普通列車については試合終了後に合わせて、別府方面へ 1日10～13本の列車を増発します。（1時間に 4～６本運転） また、試合開始の遅い 10/2，9については、通常の最終列車より、大分駅発時刻が41 分遅い 時間まで列車を増発します。

　このほか、久大本線ではゆふ号の増発や普通列車の増結・増発を行います。

　なお、当会場ではグループリーグ3試合と決勝トーナメント2試合が行われる予定です。

まとめ

　随分と長くなってしまいましたが、何とか開幕前にまとめ終わりホッとしております。日本代表の健闘を祈るとともに輸送が恙なく行われることを願うばかりです。