八高・川越線について車両の改造が今秋で完了する見込みとなったことから来春のダイヤ改正をめどに中距離ワンマン運転を開始することが判明しました。また、これに伴い2編成のみ運行されている209系3100番台が運用を退くことも明らかとなっています。
来春ワンマン運転開始へ
八高・川越線で運用されている209系3500番台とE231系3000番台のワンマン化工事が今年10月ごろに完了することに伴い、来春ダイヤ改正から同線でワンマン運転を開始することが発表されました。
改造内容としては
- 車外監視カメラの設置と運転台にモニターを設置
- 車外スピーカー設置
- 乗務員室の後ろに非常ボタン設置
- 車内に監視カメラ・非常用はしごを設置、一部広告を撤去
などとなっております。
現在ハエ55編成が大宮総合車両センターに入場中で、残りのハエ42・46・52・53編成も順次大宮総合車両センターでワンマン化改造が行われるものと見られます。
なお、ワンマン化といっても車内に運賃表・運賃箱を設置するわけではなく信用乗車方式が採用されます。あまり治安がいいとは言えない線区ですので、キセル乗車が横行しないか心配なところではあります。キセル乗車は立派な犯罪ですので、絶対に止めて下さい。
209系3100番台は引退へ
なお、これに伴い予備車?として運用を続けてきた209系3100番台は運用を退くものと思われます。引退後については適当な転用先がないことからおそらく廃車になる可能性が濃厚です。早めに記録しておくことをお勧めします。