緊急事態宣言が発令され、新型コロナウイルス感染防止が呼びかけられています。今回、緊急事態宣言が延長されたことを受けてJR東海などは新幹線についても定期列車の減便に踏み切ることを決めました。どのような内容なのか詳しく述べていきます。
JR東海:のぞみを大幅減便

JR東海は需要の急減から「のぞみ」については当面の間1時間当たり2~3本まで運行本数を減らすことを発表しました。なお、「ひかり」・「こだま」については運行本数は今まで通りとのことです。時刻は以下の通りです。


山陽新幹線は日中運転の「ひかり」登場

緊急事態宣言が延長されたことを受けて、JR西日本は5/11以降、当面の間の運行計画を以下の通りとします。
- 東海道新幹線と直通する「のぞみ」は1時間あたり1本~2本程度の運転。岡山・広島発着は朝晩の一部を除き新大阪発着に
- 九州新幹線と直通する「みずほ」・「さくら」は1時間あたり1本程度の運転。
- 山陽新幹線内で運転する「ひかり」・「こだま」は引き続き全ての定期列車を運転。
なお、九州新幹線内でも減便を行う関係上、博多発着となる「みずほ」・「さくら」に関しては混乱を避けるため「ひかり」として運行されます。日中時間帯に新大阪~博多間を走破する「ひかり」の運行は臨時列車を除くとかなり久しぶりなのではないでしょうか。運行時刻はこちらをご覧ください。
九州新幹線は思い切った減便

九州新幹線は需要の急減を受け、5/11以降は大幅な減便を実行し、終日にわたり1時間1~2本の運行とします。これにより、ほとんどの「みずほ」が運休、「さくら」は本数減による途中停車駅の救済を行うため所要時間が伸びます。このほか、「つばめ」の減便も行われるため、一部の駅では2時間に1本しか来ない時間帯があるため利用者は注意が必要です。時刻表はこちらをご覧ください。