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 中央快速線のE233系グリーン車運用開始に伴い、運行を終了した209系1000番台。撮影会も終わり後は廃車回送を待つだけ…と思われましたがここにきてトタ82編成の一部車両が切り離され、更に車番も消された状態になっていたことが判明しました。果たしてどうなるのでしょうか?

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運行を終了した209系1000番台

 E233系のグリーン車組み込み改造に伴う予備車確保のために急遽ピンチヒッターとして長らく中央快速線での運行が続いた209系1000番台。しかし、所定の改造が終わったことで遂にピンチヒッターとしての任を解かれ、撮影会も終わりいよいよ後は廃車回送を待つだけと思われていました。

 ところが、トタ82編成の一部中間車が切り離されたほか、車番についても消されているのが確認できます。果たしてどうなるのか考察してみました。

青梅線などに転属?

 まず考えられるのは青梅線内完結の10両固定(6両+4両)の運用に充当することでしょうか。青梅線内でTASCが使用されていないのならこれが一番可能性があるでしょう。これで浮いた青編成を房総地区に転用して同地区の209系を置き換えることが考えられます。

 あるいは運用に余裕がない武蔵野線に転属するという可能性もあるにはありそうです。ラインカラーも同じですし?試運転など若干の調整は必要かもしれませんが、元々地下鉄線で運用されていましたし、地下区間がある京葉線に乗り入れる運用もある武蔵野線での運用ならそんなに違和感なく運用できそうです。

短編成化→観光列車に?

205系を改造したジョイフルトレイン「いろは」

 201系や205系でも観光列車に改造された編成があり、今回の209系1000番台も観光列車になる可能性はあるかもしれません。その場合には10両編成では長すぎますから6両編成くらいになるのではないでしょうか。

 ただし、209系1000番台には耐寒耐雪装備がありませんので、運用範囲は限られてきます。弾力的な運用をすることを考えれば観光列車化改造の際に耐寒耐雪装備の設置も行いそうですが果たしてどうなるでしょうか?過去には青梅線で201系「四季彩」が運行されていたことから、青梅線や五日市線に観光列車を…というのが有力ですが果たして改造された際にはどこを走ることになるのかも注目ですね。