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 只見線のキハ40系については、ダイヤ改正をもって運行を終えることがすでに発表されていますが、ここへ来て「リゾートうみねこ」も3月末で運行を終えることが発表されました。ここ数年で置き換えが行われるJR東日本管内のキハ40系列の現況についてまとめました。

「リゾートうみねこ」は3月で引退

リゾートうみねこ
引用:リゾートうみねこ

 東北デスティネーションキャンペーンが来年実施されることから、まだ安泰と思われていた「リゾートうみねこ」編成ですが、配布されたパンフレットにより3月末で運行を終了することが明らかとなりました。

 八戸線の定期普通列車の運用を兼ねていることもあって、2+1列のリクライニングシートを乗車券のみで利用できるリーズナブルな観光列車だっただけに、鉄道ファンだけではなく地元客からも惜しまれていますね。

 なお、さよならツアーとして 八戸線と三陸鉄道リアス線を運行する団体臨時列車「ありがとうリゾートうみねこ」を6月13・14日限定の旅行商品として発売することをJR東日本盛岡支社が発表しています。運行ダイヤ等は以下の通りです。

  • 6/13:八戸駅11:04→盛駅17:38
  • 6/14:盛駅8:57→八戸駅18:07
  • びゅう旅行商品は首都圏発着および現地発着の宿泊コース・日帰りコースを設定。
    • 首都圏発着の日帰りコースは東京駅発着で6/13出発。往路で「ありがとうリゾートうみねこ」に乗車し、復路は貸切バスと東北新幹線「やまびこ68号」を利用する。旅行代金は35800円。
    • 首都圏発着の宿泊コースも東京駅発着で6/13出発。現地ではホテルフォルクローロ三陸釜石に宿泊する。旅行代金は49800円。
    • 現地発着商品は、八戸駅発着で6/13出発の宿泊商品と、6/13の八戸発盛行・6/14の盛発八戸行のいずれかに乗車する片道コースの3本を設定。旅行代金は宿泊コースが29800円、片道コースが8900円。
    • 特典は記念乗車証明書と専用掛け紙付き弁当、記念グッズの3点が 「ありがとうリゾートうみねこ」車内で配布される。
    • 販売開始は びゅうトラベルサービス公式サイトの「日本の旅、鉄道の旅」で4/1の13時より。

只見線での運用は今春ダイヤ改正で終了

只見線
引用:只見線

 只見線でのキハ40系列の運行についてはキハE120系の転用により、会津若松~会津川口間については3月ダイヤ改正で終わることとなりました。

 なお、今後郡山総合車両センター所属のキハ110系についても転用工事が進められ、小出~只見間のキハ40系置き換えが行われる模様です。

 これに伴い、JR東日本仙台支社はラストラン列車「ありがとう只見キハ40」を 3/21・22に運行します。(コロナウイルスの影響で中止となりました。)

 3/21は仙台~会津川口~会津若松間で運行し、時刻は仙台10:37頃発~郡山13:54頃着・14:05頃発~会津若松15:50頃着・16:00頃発~会津川口17:51頃着・18:13頃発~会津若松19:41頃着。200人を募集し、旅行代金は大人12000円・子供8000円です。

 翌22日は郡山11:50頃発~会津若松13:24頃着・15:25頃発~郡山17:12頃着。片道につき300人を募集し、旅行代金は大人5500円・子供4500円です。なお、両日ともすでに満席となっています。

 また、2/29には会津柳津駅で柳津町の住民有志により列車に手を振るイベントが 「柳津町JR駅を守る会」と「柳津観光協会」により実施されます。 13:23と14:07の二回、ホームで列車に手を振ります。申し込みをせずに誰でも参加でき、「ありがとう」「お疲れさま」など感謝のメッセージを書いた紙が用意されます。

GV-E400系の投入で置き換えへ

GV-E400系
引用:GV-E400系

 JR東日本はキハ40系の老朽化が進んでいることから現在電気式気動車GV-E400系の投入を進めており、新潟管内については今春のダイヤ改正で置き換えを完了します。

 また、五能線と奥羽本線・津軽線についても2020年度から投入を開始し、順次置き換えを行います。

EV-E801系
引用: EV-E801系

 また、男鹿線については試験的に投入された蓄電池電車EV-E801系の結果が良好だったことから、2020年度以降にEV-E801系を追加投入しキハ40系を置き換えます。

リゾートみのりも廃車に?

リゾートみのり
引用:リゾートみのり

 この他、「リゾートみのり」も労組と会社側の対談で廃車となる可能性がある模様です。後継に関してはキハ110系?という噂が浮上していますが、現時点ではまだ未定です。

→6月を以て引退することが仙台支社から発表されました。 通常の土日祝日の運転に加え、6 月は毎週金曜日に追加で運転を行います。4/29以降の運転では車両へのラッピングや記念シール配布を行うほか、6月の運行では車内でのパネル展、記念乗車証の配布、駅ポスターの掲示を行います。

 また、最終運行日の6/28には、通常は仙台駅~新庄駅を往復後に回送となる「仙台駅~小牛田駅間」を、『専用臨時列車 ありがとう「リゾートみのり」フィナーレ号』として運行し、旅行商品として発売いたします。「リゾートみのり」座席ヘッドカバーが特典として付き、大人1人当たり3900円です。(仙台19:00頃→小牛田20:30頃)4/9に発売開始、 旅行商品の詳細はびゅうトラベルサービスHPまたはJR 東日本 仙台支社HPをご覧ください。

「風っこ」と「越乃Shu*Kura」は暫く安泰か?

Shu*kura
引用:Shu*kura

 一方、「越乃Shu*Kura」は人気なこともあり、今のところは置き換えの計画はなさそうです。なので、今後もしばらくは元気に走りそうです。

 また、「風っこ」編成についても貴重なトロッコ列車であることから、運用は限られてくると思いますが、今後も活躍が続くことでしょう。

「くまげら」編成は置き換えか?

リゾートしらかみ 能代
引用:リゾートしらかみ

 一方、東北DCを控え去就が怪しいのが「リゾートしらかみ」で運用されている「くまげら」編成です。「リゾートしらかみ」はキハ40系の改造3編成で運用されていましたが、「青池」・「ブナ」編成は後継のハイブリッド気動車HB-E300系に置き換えられ、初代「青池」・「ブナ」編成は波動用としてクルーズトレインや各種臨時列車、「リゾートしらかみ」編成検査時の代走に運用されています。

https://twitter.com/fotografi201/status/1094084268240695296

 デビューからずいぶん長い間過酷な環境で運用されてきましたし、「青池」・「ブナ」編成と設備面でやや格差があることを考えると、そろそろ2代目「くまげら」編成が登場しても不思議ではありません。果たしていつまで運用が続くのか、注目です。