JR北海道は老朽化が進んでいるキハ281系とキハ183系の両系列の引退を発表しました。キハ281系は今秋、キハ183系は来春で引退とのことですが、イベントなどはあるのでしょうか?
キハ281系が今秋で引退
JR北海道はキハ281系について、9/30を以て定期運行を終了することを発表しました。1994年に函館と札幌を結ぶ特急「スーパー北斗」として登場。JR北海道として初めて開発した特急型気動車ですが、速達化のためカーブを高速で通過するため振子式機構を備え最高速度130km/hを達成。函館~札幌間の速達化に大きく貢献をしました。
2020年から列車名からスーパーが外され「北斗」となりましたが、現在も函館~札幌間の3往復で運用を続けています。
ラストランに向けた企画として、8月下旬以降に試作車両である先頭車のキハ281-901号を導入初期の塗装に変更すると共に先頭部のロゴマークを現在の「FURICO281」から導入初期の「HEAT281」へと変更します。また、定期運転終了後のラストランとして、臨時列車「スーパー北斗」を函館~札幌間で10/22・23の両日にそれぞれ1往復運転します。
キハ183系が遂に引退へ
現在キハ183系で運行されている特急「オホーツク」・「大雪」について後継にキハ283系を充当することを発表し、2022年度を以てキハ183系一般車の運行を終了します。
また、「ノースレインボーエクスプレス」についても2023年春をもって運行を終了し、キハ261系5000番台のはまなす・ラベンダー編成が後継となります。
なお、具体的な運転終了時期やイベントの実施については改めて告知を行うとのことです。