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JR四国は近年いろいろと特徴的な観光列車を走らせています。その中でも、今回は昨年から走り始めた「四国まんなか千年ものがたり」を取り上げてみたいと思います。

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「四国まんなか千年ものがたり」の概要

 四国まんなか千年ものがたりは、JR四国が多度津駅 – 大歩危駅間を2017年より運行している観光列車。

四国まんなか千年ものがたり

その昔、徳島の人々は桃の節句になると、お弁当を持って近くの山や浜へ出かけて1日を過ごす「遊山」を楽しんでいました。緑豊かな山の自然や心地よい波の音を聞きながら食べるお弁当は、より一層美味しく感じられたそうです。
観光、行楽、遠足とは少し異なる情緒的な響きの小旅行「遊山」。「四国まんなか千年ものがたり」は、歴史に思いを馳せて、野や山に遊びに出かける大人の洒落た小旅行を気軽に楽しめる本格的な観光列車です。
四国の歴史を感じたい、のんびりと四国で過ごしたい、日常とは離れて非日常を味わいたい….そんなあなたに「おとなの遊山」をおすすめします。
車内では、美しい景色と地元食材にこだわった色鮮やかな料理、地元の方々の思いが込められた地酒やおつまみ、工芸品など、細部にまでこだわりを持った品々をご用意しています。また、目的地では香川と徳島の温かい人々との一期一会や、未知なる場所の発見や体験をお楽しみいただけます。

 観光列車「四国まんなか千年ものがたり」は全車グリーン車指定席です。乗車券の他に特急券とグリーン券が必要ですが、全国のみどりの窓口及び主な旅行会社で購入可能である。

ダイヤ

 多度津駅 – 大歩危駅間を土休日を中心に1日1往復している。なお、多度津→大歩危の下り列車は「そらの郷紀行」、大歩危→多度津の上り列車は「しあわせの郷紀行」と各々愛称がついており、様々なサービスが展開されている。

そらの郷紀行:多度津10:18-大歩危12:48

しあわせの郷紀行:大歩危14:21-多度津17:16

食事

 下りの「そらの郷紀行」では、さぬきこだわり食材の洋風料理のコース料理が提供される。一方、上りの「しあわせの郷紀行」では「おとなの遊山箱」と称した3段の重箱の弁当が提供されている。いずれも季節によって内容が異なるので、詳しくはこちらをご覧ください。なお、いずれの列車でも食事を食べたい場合には乗車日の1ヶ月前から4日前まで「食事予約券」を発売されているため、駅の「みどりの窓口」などで事前に購入する必要がある。

車内

 1号車と3号車は1名用シート、2名用シート、4名用シートが配置されている。

 2号車はロングソファーのシートが配置されている。

その他

 この列車は観光列車という性質上、途中駅に停車し撮影を行ったり地元の物産を購入する機会がある。

写真はスイッチバックで有名な坪尻駅の写真である。

坪尻駅 スイッチバック

車内販売も行われており、地元のお酒やケーキを購入することもできます。

まとめ

 いかがでしたか?土讃線で「南風」に乗るのもいいですが、景勝区間をゆったりと走る「四国まんなか千年ものがたり」でゆったり旅をするというのも良いのではないでしょうか?一度乗車しましたが、個人的にはまた是非機会があれば乗車してみたいと思っております。