今春も注目の臨時列車が数多く運行されます。そこで、人気列車の指定席を確保するコツを紹介します。
みどりの窓口で10時打ち
アナログな方法ではありますが、どうしても手に入れたい希少チケットがある場合には、みどりの窓口で10時打ちしてもらうのが一番確実です。
平日の朝10時に窓口に行くのは難しいですが、その日が土日に当たる場合には、この方法が現実的です。 10時までには窓口で順番を迎えておく必要がありますので、当日は数十分前にはスタンバイしておく必要があります。また、以下の点にも留意する必要があります。
- 駅で10時打ちができるのか、ルールなどを確かめておく。
- 端末に慣れた係員がいるか、前もってチェックをしておく。
- 小さめで空いている駅を狙う。(もっとも最近では指定席券売機に置き換えられつつありますが…)
- 前もって「指定席券購入用紙」の記入を済ませる。
10時打ちはJRの正式サービスではありません。従って、「10時ぴったりに打って下さい」と係員にお願いするのはいいのですが、あくまでリクエストすることしかできません。また、駅ごとにルールがあることも多いので、事前に確認しておきましょう。
旅行会社で10時打ちをしてもらう
指定席券はみどりの窓口だけではなく、旅行会社でも販売しているケースがあります。旅行会社に事前に確認する必要はありますが、こちらで10時打ちをしてもらうのも一つの手です。
また、大学生協でもマルス端末を置いている大学がありますので、駅まで行かなくてもキャンパス内のみどりの窓口で10時打ちをしてもらうことも可能です。大学生や大学院生、教職員の方はこちらの方が穴場なのではないでしょうか?
ネットで10時打ち
現在最も一般的なのは、ネットで10時打ちするスタイルです。普通の会社員は朝10時には駅窓口には行けないので、ネットから限られた椅子を狙うことになります。
JR東日本のえきねっとや、JR西日本のe5489などから、指定席の予約が可能です。ただし、ネットでは発売開始の時刻になるまでは予約画面にも進めないので、10時になってから必要事項の入力を始めることになります。10時ジャストに予約の「確定ボタン」を押すことができないので、瞬殺で売り切れる希少列車の指定席券の入手には向きません。 繁忙期の新幹線や特急列車ならこの方法でもよほどのことがない限り売り切れにはならないでしょうが…
ネットならば事前予約が可能
えきねっとやe5489サービスでは指定席の発売開始の1週間前から事前予約を受け付けています。また、旅行会社やみどりの窓口でも事前予約を受け付けているところもあります。
最も、10時に瞬殺されるような列車の場合は、こちらはあくまでも少し指定席の入手確率が上がる程度に考えておいた方がよく、あくまでもみどりの窓口や旅行会社で10時打ちをしてもらう方をメインで考えたほうがいいでしょう。 繁忙期の新幹線や特急列車の場合は、こちらでとれる場合もそこそこあるようです。
なお、これらの手段を用いても指定席券が手に入らない場合ももちろんあると思います。この場合、こまめに指定席券売機やみどりの窓口で空席がないか確認してもらうしかありません。出発の1週間前や2・3日前に空席が出る場合が多いようです。( 出発前日以降は、キャンセル料が30%になる )
どうしても隣席を空けたい場合は?
デ〇…もとい、 恰幅がいい方や、女性の方など、どうしても隣に人が来てほしくないケースも当然あるでしょう。
JALやANAの上級会員なら、その便の隣席ブロックをしてもらうこともできますが、JR各社には残念ながらそのような仕組みはありません。
では、どうするか。一番いいのは子供用の指定券・指定席特急券で隣の席も予約してしまうことです。指定席券を1人が2枚使うことは不可能ですが、2枚買うこと自体は禁止されていません。なので、予約してしまって物理的に他人が購入できなくしてしまうのが一番です。車掌さんに聞かれても、子供はトイレに行っていますなどの言い訳をすれば問題はないと思います。
ちなみに某国や某国のデ〇…もとい、 恰幅がいい方というのは日本とは桁違いのレベルです。とても1席に収まるとは思えません。このような方々も東京オリンピックなどの大型イベントでは来日するわけですから、トラブルにならないように一定のレベルを超えたデ〇…もとい、 恰幅がいい方には乗車を拒否するか、2席の購入をJR・私鉄各社は義務付けたほうがいいと思っています。実際少なくない航空会社はそのようにしていますし、その方がトラブルは少なくなると思いますので…
まとめ
指定席の購入方法もいろいろとあるものですね。これらの方法を使いこなし、お目当ての指定席券を入手して楽しい鉄道旅行ができることを願っております。