現在「WEST EXPRESS 銀河」は京都・大阪~出雲市間で運行されていますが、12月から3月については山陽方面へ運行することが明らかとなりました。また、紀南方面への運行も検討が行われているとのことです。
「WEST EXPRESS 銀河」大阪~下関で運行
現在「WEST EXPRESS 銀河」は京都・大阪~出雲市間で運行されていますが、12月から3月については大阪~下関間で運行します。運行日は以下の通りです。
- 下り:12/12、15、19、22、1/9、12、16、19、23、26、30、2/6、9、13、16、20、23、27、3/2、6、9
- 上り:12/13、17、20、24、1/10、14、17、21、24、28、31、2/7、11、14、18、21、25、28、3/4、7、11
時刻は以下の通りです。
途中の停車駅は、下り列車が三ノ宮、神戸、西明石、姫路、岡山、倉敷、福山、三原、西条、広島、宮島口、岩国、(柳井)、徳山、(防府)、新山口、新下関です。なお、()の駅は上りのみ停車します。
紀南地域への運行も検討か?
先月、JR西日本が運行を開始した関西と山陰を結ぶ長距離観光列車の誘致に向け、新宮市など紀南地方の7市町村と県が今日、JR西日本和歌山支社に要望書を提出しました。今日、すさみ町から新宮市にかけた紀南地域の7市町村と県を代表し、新宮市の田岡実千年市長が和歌山市のJR西日本和歌山支社を訪れ、冨本直樹支社長に要望書を手渡しました。
JR西日本では、西日本エリアの活性化のため先月11日から、京都・大阪と島根県の出雲市を結ぶ長距離観光列車「WEST EXPRESS 銀河」の運行を開始していて、12月以降は山陽方面への運行が予定されています。紀南7市町村と県は、この長距離列車を新たな観光の起爆剤にしようと、紀南地域への運行を求めています。田岡市長は「魅力ある観光メニューの開発やおもてなしを用意したい」と述べ、これに対し冨本支社長は「実現に向けて努めていきたい」と話していました。
引用:「WEST EXPRESS 銀河」を和歌山へ JRに要望書を提出/和歌山
どうも新宮方面への運行というのが要望されていますが、こちらが実現するか?は不透明でしょう。京都~新宮間は長くても5時間程度で走破してしまうので、そうなると山陰や山陽方面に比べて不利かなという気がしますね。
もっと言うと利用不振で新宮発着の「くろしお」が減便・オーシャンアロー使用の列車が縮小されている状況を見るとそこまで需要があるのか?という疑問もあります。
まあ、運転されれば手軽に「WEST EXPRESS 銀河」を楽しめるでしょうし、今後の運行に期待しましょう。