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 JR西日本の数々の観光列車の中でも最も有名な列車の一つ、SLやまぐち号の運転が今回の豪雨の影響で運転取りやめとなることがわかりました。

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ニュース

7月6日以来の平成30年7月豪雨で、JR西日本のSL列車にも影響が出ている。
JR西日本が7月10日に行なった発表によると、山口線新山口~津和野間で運行している『SLやまぐち号』は7月21日からの運行再開が計画されていたが、機関車の回送ができない状態が続いていることから、当面の間、運休することになった。
影響は、遠く離れた北陸本線米原~木ノ本間で運行されている『SL北びわこ号』にも及んでおり、7月15・22・29日の運行分では、『SLやまぐち号』で使用されているD51形蒸気機関車200号機(D51 200)がけん引する予定だったが、急遽、C57形蒸気機関車1号機(C57 1)がけん引することになった。
JR西日本では『SL北びわこ号』についても、8月以降の運転計画が変更される場合があるとアナウンスしている。
引用:山口線の『SLやまぐち号』は当面運休に…JR北海道や東海にも爪痕 平成30年7月豪雨

今後の再開の見通しは?

 当初、7月21日の運行再開を目指して機関車の修理を行っておりましたが、運悪く今回の豪雨によって新山口まで機関車の回送できなくなってしまいました。

山口線で運行するSL「やまぐち」号は、当初7月21日(土)より運転再開する計画でしたが、先日からの豪雨の影響で、けん引する機関車を回送することができないため、7月21日(土)以降当分の間運転を取り止めます。運転再開の見通しが立ちましたら、後日改めてお知らせいたします。
楽しみにされているお客様やファンの皆様には、お詫び申し上げます。
引用:【SL「やまぐち」号運転取り止めについて】 お知らせ

 機関車を回送するには山陽本線の復旧が必要ですが、笠岡駅~海田市も岩国~徳山も被害が大きいです。恐らく月単位で復旧にはかかりそうです。

指定席などは無手数料で払い戻し

 すでにSL「やまぐち」号の乗車券や指定券を持っている場合は、無手数料で払い戻しができます。JRの主な駅のみどりの窓口や旅行会社で払い戻しが可能です。

まとめ

 夏休みに「SLやまぐち」を運転できないのはJR西日本にとってはかなりの痛手でしょう。何とか秋までには運転再開できるといいのですが。

 今回の豪雨によって被害を受けた各路線が一日も早く復旧することを祈っております。