現在J1残留争いの渦中にいる湘南ベルマーレですが、何と11/23にMFオリベイラの死去が報じられました。これを受け湘南ベルマーレだけではなく他のJクラブからもお悔やみのメッセージが届いています。
しかし、筆者としてはこれは寧ろ良かったことなのかもしれないと思う訳ですよ。今回はなぜオリベイラ氏が亡くなったのか?そして各方面の反応などをまとめました。
MFオリベイラ、突然の死去
湘南ベルマーレに所属していたMFオリベイラ氏ですが、11/23に練習に来なかったことを不審に思ったクラブスタッフが確認に行ったところベッドで倒れているところを発見され、その場で死亡が確認されました。検死の結果は「急性うっ血性心不全」。年齢関係なく起きてしまうだけに恐ろしいですね~
オリベイラ氏は2019年夏にヴェロスクロノス都農(九州サッカーリーグ1部)に加入し、翌年湘南ベルマーレが獲得。同時にF.C.大阪(JFL)に10月まで期限付き移籍し、10/23に湘南ベルマーレに復帰していました。
湘南ベルマーレでは主にカップ戦要員だった模様で、ルヴァンカップは予選リーグ6試合とプレーオフステージ2試合に出場。今年のJリーグでは6/20にアウェイで行われた浦和レッズ戦で途中出場し、翌週にホームで行われた柏レイソル戦では先発出場をしています。最後の出場は天皇杯4回戦のガンバ大阪戦でした。
湘南ベルマーレってどんなクラブ?
「湘南ベルマーレ」の歴史は1968年に栃木県で創部されたフジタSCから始まります。1972年に日本サッカーリーグ(JSL)1部へ昇格すると、1975年にフジタ工業サッカー部への改称を経て1977年にJSL初優勝を飾ります。以後、リーグ優勝3回、天皇杯優勝2回を果たし名門の一角として順調に成長していきます。
1993年にJリーグ準会員に承認され、「ベルマーレ平塚」に改称。1994年にはJリーグに加入しその年の天皇杯で優勝。更に翌年には中田英寿が入団し、アジアカップウィナーズカップ(現ACL)で優勝。1998年にはW杯日本代表に3人・韓国代表に1人を送り込むなど順調に思えました…
転機が訪れたのは1999年。この年を以てメインスポンサーのフジタが経営再建のためスポンサーから撤退し、更に主力が多数退団してしまいます。この影響で、J1リーグ戦は1st・2ndステージ共に最下位。年間わずか4勝で敢え無くJ2へ降格が決定します。
翌年にはチーム名を「ベルマーレ平塚」から「湘南ベルマーレ」に改称しますが、中々昇格まではいかずJ1復帰はなんと2010年まで待たなければなりませんでした。しかし、頑張ってJ1に復帰したものの壁は厚く、7/18にアウェイで行われた京都サンガ戦を最後に勝利から見放されてしまい、敢えなく30節にアウェイで行われた清水エスパルス戦で4試合を残し再降格が決定。更に翌節のホーム名古屋グランパス戦でも敗れ目の前で優勝を決められる屈辱を味わうことになってしまいます。この年はナビスコカップ(現ルヴァンカップ)の予選リーグ全敗、年間勝ち点16、シーズン3勝、総失点82、得失点差-51、リーグ戦21試合連続未勝利と数多くのJ1ワースト記録を打ち立ててしまいました。
その後もJ1昇格・J2降格を繰り返していましたが、2018年にルヴァンカップで初優勝を果たし、何とか最終節で名古屋グランパスと引き分けてJ1残留を確定させると以降はギリギリ(2019年はJ1参入プレーオフで引き分けて規定により残留、翌年は最下位に終わるものの新型コロナウィルス感染症の影響でレギュレーションが変更となり降格が無くなったことにより残留)ではあるもののJ1残留を続けています。
ネット上の反応は?
世界的に若い基礎疾患もないスポーツ選手が心臓発作や脳疾患に肺疾患や原因不明で亡くなり過ぎている。それまでの50年100年でこんなに若いプロスポーツ選手の突然死や突然の再起不能が多い年が2年間も続くとかあったのだろうか?あったとしたらスペイン風邪や薬害なのだろうか?この辺を探るのはマスコミの仕事だと思う。各国政府や製薬会社は絶対に言わないのだから、そういう約束は絶対にある。それは仕方ない。だからこその数々の治験をすっ飛ばした特急ワクチンであり緊急避難的な約束のあるワクチン開発とワクチン摂取なのだから。それでも真実を知りたいのが人間だよ。
引用:J1湘南のMFオリベイラ選手が急死 23歳 スタッフが自宅ベッドで倒れている姿を発見
コロナワクチンが原因の可能性の1つと考えるのは、ごく自然なこと。国は全力で否定し、揉み消すでしょうけど。全国民中2回接種率70%弱のドイツ、アメリカが、現状コロナウイルス流行で阿鼻叫喚。それを知ってもなお、正しく正しいワクチンが使われてると思えるんですかね。
正しくマスクを着用すれば、9割がた感染を防げる。それだけのことじゃないですかね?日本で感染者が減ったのが不明とか言う専門家、意味がわかりません。全国民が予防をすれば9割防げるという「結論」に近づくことができただけのこと。マスクや予防対策をしてない人は、伝染るし伝染す。している人は感染らないし、伝染さない。そこには致死率のあるワクチンなんてものが入り込む以前の定説であり、現実です。
まぁ、ワクチンが原因でお亡くなりになったかはわかりませんけど、将来のある方がこの国で亡くなったのはほんとうに遺憾です。
引用:湘南の23歳ブラジル人MFオリベイラ選手が死去 原因は「心臓発作」と母国クラブが発表
ニュースにならなかっただけで、スポーツ中の急死は実は少なくありません。昔と違って選手生命自体も短い事もお気付きだと思いますが、トレーニングや栄養補助剤、サプリメントも含め、必ずしも体に良い物ではありません。特にこれまでの常識を越えた位置に今現在のプロスポーツ界は存在しています。
計算され尽くしたメニューも諸刃の剣と言うことを我々は認識すべきです。今の強靱な肉体は自然なものではなく、人に作られて生み出されたものなのですから。
引用:23歳で死去 湘南オリベイラ 死因は「急性うっ血性心不全」27日の試合で献花台設置へ
ご冥福をお祈りします。最近、心臓のトラブルのニュースがサッカー界ではあまりに多い気がする。自分はライブで見たアントニオプエルタの状況がトラウマに近い。
引用:23歳現役Jリーガー急死…湘南MFオリベイラ選手21日は元気だった…陽気な親日家
サッカーはどんどん走らせるスポーツになってきている。技術を走力とフィジカルでカバーするような。今は昔はやらなくてよかった役割もやらなきゃならなくなった。サッカーのトレンドが変わった。選手がより安全にプレイできるように医療従事者とタッグを緻密に組んで対策して欲しい。
あまりの出来事に昨日までは、残留なんてどうでもいいと思っていました。けど、今日になってやっぱり、土曜日の試合勝ちたいと心の底から思うようになりました。
状況的には引き分けでいいと思っていたけど、この試合だけは絶対に勝たなければならない。勝って残留して弔うのが、オリベイラも望んでいるはず
オリベイラの為じゃない、オリベイラと共に戦う
引用:湘南・山口監督、23歳オリベイラ選手急死に「正直いまだに信じられない」「彼の思いも背負って」
悲劇的な死に方も、これも運命…
まあ、彼の死はベルマーレ的には寧ろ良かったことなのかもしれないと思う訳ですよ。J1残留争いの中、控え選手とはいえ悲劇的な死に方をしたことで一致団結してホーム開催・シックスポインターの徳島ヴォルティス戦に勝利してJ1残留を決める。亡くなった仲間のために勝利を捧げJ1残留なんて素晴らしい美談だと思うんですよ。
そしてこれは彼にとっても良かったと思う訳です。Jリーグにおける外国人の出場枠は決まっているわけで、今季の成績を考えれば戦力外になってもおかしくはない訳ですよ。それがこうして悲劇的な死に方をしたことで全国のメディアで取り上げられ有名になれたし、これで湘南ベルマーレがJ1残留を果たせば美談における悲劇のヒロインとして永遠に語り継がれていく存在にもなれるでしょう。実に素晴らしいことじゃないですか。ということで、黙とうをささげたいと思います。黙祷(Ω\ζ°)チーン)
11/27追記:ホームで行われた残留争い直接対決の徳島ヴォルティス戦ですが、引き分けでもJ1残留濃厚となる状況だったにも関わらず結果は何と0-1で敗戦…しかも最終戦は契約の関係上日本代表GK谷晃生選手が出場不可。一気に厳しい状況に追い込まれてしまいましたね。こういう勝負所で星を落とすから残留争いに巻き込まれているのでしょう…
最終戦で辛うじて残留を決める!
苦しい状況に置かれていた湘南ベルマーレでしたが、最終戦を辛うじてスコアレスドローで切り抜け、他会場の結果にも救われて何とかJ1残留を達成しました。良かったですね!あの世できっとオリベイラ氏も喜んでいることと思います!
最後に
こういう記事を書くと毎回キーキー喚く方が居ますので言っておきますが、死者に対する名誉棄損罪はその事実が虚偽のものの場合のみ成立します。今回の場合はれっきとした事実ですから成立しませんね(笑)
- 刑法第230条(名誉棄損罪)
- 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
- 死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。
侮辱罪に関してですが、これはそもそも死者に対しては一切成立しませんw
ひろゆき氏の発言じゃないですが、ネタをネタとして認識できないような方はインターネット使うこと自体止めた方が幸せだと思いますよw