キハ261系の観光列車兼用のはまなす編成が10月に運行を開始することが明らかとなりました。これを記念して、10~11月にかけて一部の定期列車を「はまなす」編成で運行することになったので合わせて紹介します。
キハ261系5000番台「はまなす」編成
キハ261系5000番台「はまなす」編成はイベント・観光列車や臨時列車の運行・定期列車の代走など様々な目的に対応した多目的車両です。
1号車はフリースペースと多目的室兼個室、販売カウンターが設けられています。2~5号車は普通車となっており、全席コンセント装備・無料公衆無線LANサービスが提供されています。
キハ261系5000代「はまなす」編成の営業運転開始に先立ち、小樽駅で9/26に1・2号車の一般公開を行います。
10/17にツアー列車で運行開始
JR北海道では、多目的車両であるキハ261系5000番台「はまなす編成」を10/17・18に催行する『団体臨時列車 北海道鉄道140周年記念号で行く「炭鉄港」を巡る旅』で運行を開始します。
運転日と運転区間は、10/17が小樽~岩見沢~追分~室蘭~札幌間、10/18が札幌~室蘭~追分~岩見沢~小樽間で、各日日帰りです。
岩見沢駅舎、旧室蘭駅舎などの見学のほか、17日は小樽駅本屋、18日は岩見沢レールセンターの見学があります。特典としてオリジナル乗車証がプレゼントされます。(※両日完売)
一般列車でも運用へ
10~11月の土休日に以下の一般列車でも運行されます。
- 10月24日・25日
- オホーツク1号 札幌(6:56発)~網走(12:17着)
- 大雪4号 網走(12:35発)~旭川(16:19着)
- 10月31日・11月1日
- おおぞら3号 札幌(8:51発)~釧路(13:20着)
- おおぞら8号 釧路(13:42発)~札幌(18:03着)
- 11月7日・8日
- 北斗6号 札幌(8:32発)~函館(12:23着)
- 北斗19号 函館(17:51発)~札幌(21:36着)
- 11月14日・15日
- 宗谷 札幌(7:30発)~稚内(12:40着)
- サロベツ4号 稚内(13:01発)~旭川(16:48着)
最後に
キハ261系5000番台「ラベンダー」編成は来年4月の登場が見込まれています。ラベンダー編成の登場が楽しみなのとともにはまなす編成の観光列車・定期列車としての活躍が待ち遠しいですね。
なお、キハ183系「ノースレインボーエクスプレス」は今夏のフラノラベンダーエクスプレスの運行を以て引退する見込みです。こちらの記録はお早めに。