昨日京成線で青砥変電所にトラブルが発生し停電が発生、その影響により京成押上線や成田スカイアクセス線などで運転を2時間程度見合わせました。 また、この影響で大幅なダイヤ乱れが発生し、京急の三崎口駅に24年ぶりに3700形が入線するというサプライズも起こりました。そんな昨日の様子をまとめました。
京成線で停電発生
京成電鉄によると、6日午前8時半ごろ、停電が発生して計8本の電車が駅間で停車した。京成線の京成上野-東中山駅間などで運転を見合わせたが、同10時50分ごろから運転を順次再開した。
エアコンが効かなくなった車両もあり、東京消防庁によると、東京都墨田区の押上線八広駅から約20メートル離れた地点で停車中の電車内から乗客約900人が救助された。うち20代~60代の女性13人と40代の男性2人の計15人がめまいや手足のしびれなど体調不良を訴え、9人が病院に搬送された。
引用: 京成電車内で体調不良15人=停電で駅間に停車-東京
京成線内での停電により車内に閉じ込められ、エアコンも停止ということは車内は蒸し風呂状態になっていたのでしょう。本当に災難でしたね… なお、当該車両は京急の1500形です。
ダイヤ乱れで乗り入れ各社が混乱
この停電による影響と、その後発生した保安装置点検の影響で大幅なダイヤ乱れが発生し、新京成電鉄の京成千葉線乗り入れの終日中止など各社のダイヤ乱れは終日続きました。
3700形が24年ぶりに三崎口乗り入れ
京急線内も京成線のトラブルを受け、一時都営浅草線への乗り入れを中止し、品川駅で折り返す措置が取られました。
この影響がエアポート急行にも波及し、エアポート急行は金沢文庫どまり、京急逗子線は線内折り返しとなる措置が取られました。
そして夜にはこの日最大のサプライズが。なんと普段は基本的に3000形が充当されている京成車の三崎口行に3700形が充当されたのです!
まとめ
鉄道ファンにとっては狂喜乱舞の1日だったことは間違いありませんが、利用客にとってはド迷惑だったと思います。今後はこのようなトラブルが起こらないよう、設備の点検などをしっかりしてほしいところでしょう。