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 東武鉄道が2019年度の設備投資計画を発表したので、項目順に考察していきます。

東武野田線の船橋~運河間で急行運転開始

東武野田線 急行
引用:東武野田線

 東武野田線の六実~逆井間約3.9㎞の複線化が2019年度内に完了する見込みです。これにより、東武野田線の速達性の向上を目的として、船橋~運河間の急行運転を来年の春から行います。

 停車駅はまだ発表されていませんが、流山おおたかの森・柏・新鎌ヶ谷駅は確定で、もう1~2駅がどこになるかが焦点になりそうです。柏~船橋の急行ですが、大宮~柏間と同様で恐らく1時間に2本程度の運行と予想します。

日比谷線直通列車で有料着席サービスを導入

70000系
引用:70000系

 現在、日比谷線への乗り入れ車両の置き換え用として投入されている70000系をベースとしたロング・クロスシート転換車両「70090系」を2019年度に4編成導入、2020年度より日比谷線直通列車において、有料着席サービスを新たに導入します。東武線と東京メトロとの相互直通運転における有料着席サービス列車の導入は、今回が初となります。

 なお、70000系の導入も引き続き行われ、2019年度は2編成を導入する予定となっています。

70090系の運用はどうなる?

 2019年度は70000系に混じってロングシート状態のまま日比谷線直通の運用に就くのでしょう。

 次に2020年春以降どういう運用となるのか考えてみます。

 まず平日の朝晩は日比谷線直通列車のライナー運用にクロスシートの状態となって運用されることは間違いありません。

 日比谷線直通のライナー列車ですが、恐らく運行区間は霞ヶ関or六本木~南栗橋で、停車駅は日比谷線内が霞ヶ関・日比谷・銀座・八丁堀or茅場町?・秋葉原・上野・北千住になると思われます。東武線内は急行と同じ停車駅になるのではないでしょうか。朝は東武線内が乗車のみ、日比谷線が降車のみの扱いになると考えられます(夕方はこの逆か東武線内は新越谷より先がフリー乗降制か?)。

 平日の日中については車庫で休んでいるか、ロングシートの状態となって日比谷線直通運用に充当されるのでしょう。

 次に土休日の運用について考えてみます。ライナー列車が土休日にも運行されるのであればそちらに充当されるのでしょうが、運行されない場合はほかの70000系に混じって日比谷線直通運用に充当されるのでしょう。

 あるいは、土休日だけ南栗橋から横浜・みなとみらいへの直通列車が設定される可能性もあります。西武鉄道からS-trainが直通している実績がありますし、こちらが乗り入れる可能性も十分考えられます。

20400系の投入続く

 2019年度も引き続き日比谷線直通運用から離脱した20000系を改造した20400系が日光線南栗橋以北・宇都宮線運用車両として5編成導入されます。これにより、老朽化した車両の置き換えが行われサービスが向上します。

TOBU FREE Wi-Fiの拡大

TOBURAILWAY SERIES50050 51051F - 東武鉄道の2019年度設備投資計画
引用:50050系

 特急車両・TJライナー車両と121駅に整備されている無料 Wi-Fiサービスを、2020年度までに半蔵門線、日比谷線、 有楽町線・副都心線直通の全車両に拡大します。

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運行情報アプリのアップデート

 わかりやすい運行情報を迅速かつ詳細に提供するため、2017年度よりスマートフォンアプリ「東武線アプリ」が配信されていますが、今年度より「列車走行位置」機能に東武野田線を追加し、 利便性の向上を図ります。

鉄道の立体化の推進

 踏切における渋滞・事故の解消と、分断されていた市街地の行き来を安全かつスムーズに行うことを可能にするとともに、高架下空間の活用等により都市の活性化・発展に寄与することを目的に、現在、竹ノ塚駅・東京スカイツリー駅・清水公園駅~梅郷駅間で鉄道の立体化を行っています。また、東武伊勢崎線・東武野田線春日部駅付近、東上線大山駅付近においても立体化が行われる予定となっています。

ホームドア設置の推進

 駅ホームの転落防止等、さらなる安全性の向上を目的として、2020年度末までに、1日 の乗客数が10万人以上の駅(押上・北千 住(3階)・新越谷・池袋・志木)および東京五輪・パラリンピック競技会場最寄駅 (北越谷・朝霞)の計7駅に、ホームドアを設置します。設置予定は以下の通りです。

  • 2019年度:押上駅 、池袋駅(4番ホーム)、朝霞駅 (1・2番ホーム)、志木駅(3・4番ホーム)
  • 2020年度:北千住駅(3階)、新越谷駅、北越谷駅、志木駅(1・2番ホーム)
  • 2021年度:特に利用者数が多い区間の駅および利用者数が5万人以上の駅、29駅

SL2機目導入へ

ドリームカー
ドリームカー

 日光・鬼怒川エリアの観光コンテンツの1つであるSLについて、年間を通してお楽しみいただけるよう、今年度はC11 形蒸気機関車の復元作業を推進するとともに、SLの補機となるディーゼル機関車の購入と下今市SL機関庫の拡張を行います。

 また、SL大樹・DL大樹の客車として、JR北海道で活躍していた14系客車「ドリームカー」1両を新たに導入しており、SL・DLの年間運転日のうち約40日、「ドリームカー」を中間に連結した3両編成で運転を行います。

まとめ

 いかがでしたか?個人的には日比谷線のライナー列車がどのようなものになるのか?というのが興味深く、東武鉄道の正式リリースが待たれます。また、20400系の導入により8000系や6000系・6050系の置き換えが進むので、これらの車両の記録は早めに行った方がよさそうです。

 また、SL大樹・DL大樹がここまで好調なのも予想外でした。個人的には夜行列車「はまなす」で1回乗ったきりのドリームカーにはぜひ乗ってみたいと思っています。

 後は、ここまで発表のない特急へのフラッグシップトレインの投入について気になりますね。100系の代替となるのか、それともそうではなく豪華列車なのか?注目です。

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