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男鹿線にEV-E801系の量産車を投入し、今年度中に同線のキハ40系を置き換える計画があります。その中で、朝夕ラッシュ時についてもワンマン化し、全面的にワンマン化する計画が浮上しました。
EV-E801系の量産車を投入
すでにEV-E801系の量産車を投入して2020年度にキハ40系を置き換える計画は発表されていましたが、今回その詳細が明らかになりました。
- 今回導入するEV-E801系には全ての車両に車載ホームモニタシステムを搭載。既に運用している量産先行車についても改造工事を実施。
- 既存車の運賃箱は撤去し、信用乗車方式として運用する。
- 男鹿駅の1番線ホームに充電設備を増設するとともにホームの嵩上げを行う。
- 2両1編成として連結することで4両ワンマン運転を実施。
- 充電時間は2両で20分、4両で40分必要になるので男鹿駅での折り返し時間を確保する。
- 奥羽本線と男鹿線で取り扱いが違うため、奥羽本線の停車駅については取り扱いを統一することを検討
- 奥羽本線内はワンマン列車でも全扉開閉?
キハ40系は撤退へ
なお、これに伴い来春のダイヤ改正でキハ40系列は男鹿線から撤退することとなります。記録・撮影はお早めに。
不正乗車対策を強化か
なお、信用乗車方式を採用するに際し、不正乗車対策の強化が行われます。
- 運賃を確実に徴収するため強固な運賃箱と駅防犯カメラを土崎駅・男鹿駅以外の駅に整備する。
- 駅に運賃表や掲示物でお客さまに周知し訴えかけていく。
- 管理駅や支社と協力し、定期券の切れる時期に特別改札を検討している。また必要により車内特改も検討していく。
今後もEVの投入が進むか?
今回の男鹿線にしてもそうですが、短距離で孤立した非電化路線には今後もEVの投入が進みそうですね。
この他可能性があるとすれば、左沢線と久留里線でしょうか?
特に左沢線は路線長が26キロ程度で男鹿線よりも短いですし、車両もそろそろ更新を行う必要が出てくる時期。トイレの設置が行われるかどうかは不明ですが、EVの投入が行われる可能性は高いでしょう。