昨年運転を開始した相鉄の新型車両12000系ですが、瀬谷駅でホームとは反対側のドアが開き、運転打ち切りとなるトラブルがありました。どのような状況だったのでしょうか?
瀬谷駅でホーム反対側のドア開扉
相鉄本線の瀬谷駅でホームと反対側のドアが開くトラブルが発生しました。トラブルが起きたのは、大和駅8:36発の横浜行の各駅停車で、使用されていた車両はJR線直通用に製造された12000系の12105Fでした。
この影響で、当該列車は瀬谷駅で運転を打ち切り70人に影響が出ました。原因は現在調査中とのことで、幸いなことにけが人はいなかった模様です。
最近の相鉄の新型車両は何かしらトラブルが起きる傾向がありますね…
- 11000系…2008年10月には編成が落成も、誘導障害の問題やHID式のヘッドライトが踏切障害検知装置の誤作動を起こしてしまう問題が発覚。問題を解決して、運転を開始するのは2009年6月まで待たなければなりませんでした。
- 20000系…2017年8月に第一編成が落成も、様々なトラブルがあり、デビューは2018年2月に。
- 12000系…ホームと反対側のドアが開扉、列車は運行を打ち切り。
過去にも似たような事例が…
実は相鉄がこのような事故を起こしたのは今回が初めてではなく、2年前にも似たような事例が起きています。
2年前の3/25に起きた事例ですが、横浜発海老名行急行列車が希望ヶ丘駅停車時にホーム端から2m?程オーバーし停車します。こういう事はよくありがちなことですが、このあと後退措置を取らずにまさかのドア開け。しかもそのドア付近にはお客さんが立っていて一歩間違えば転落していたかもしれない危険な状態でした。
さらに先月にはかしわ台駅の副駅長が泥酔して線路侵入し列車を止める事件も起きています。
相鉄線かしわ台駅(海老名市柏ケ谷)で4月、副駅長が酒に酔って無断で線路内に立ち入り、別の副駅長が電車の遅延は「一般の駅利用客が原因」と虚偽の報告をし、2人で事実を隠蔽していたことがわかった。相模鉄道が30日、神奈川新聞の取材に認めた。同社は2人を停職の懲戒処分としたが、公表していない。
2人はともに、海老名管区の同駅に勤務する50代の男性副駅長。同社によると、5日午後5時25分ごろ、酒に酔った副駅長が下りホームから線路に降りた。ホーム下に座り込んだ後、線路内を歩いているのを駅員が発見。非常停止ボタンを押し、構内に進入していた下り電車が緊急停止した。
副駅長は線路内に立ち入った約5分後、約60メートル先の階段から下りホームに戻り、運転士に保護された。当時は夜勤明けの非番で、駅近くの飲食店で非番の同僚と飲酒後、同駅から帰宅するところだったという。影響で、上下線が最大6分遅れた。
この日の業務を引き継いだ別の副駅長は翌6日、電車の遅延について「一般の利用客が線路内に立ち入った。逃走し、人物を特定できなかった」と、虚偽の内容を本社に報告していた。
内部通報を受け、上長の管区長が9日に2人をただしたところ、虚偽報告と認めた。
(中略)
同社は隠蔽と判断し、27日に2人を停職の懲戒処分とした。
(後略)
引用:酔った相鉄副駅長が線路に降り、緊急停止 同僚は虚偽報告
何か相鉄って定期的にトラブル起こしてる印象が強いんですけど、気のせいですかね?
瀬谷駅では女子高生の飛び降りも…
そういえば瀬谷駅では今年2月に女子高生が飛び降り自殺をしていましたが、珍しくその動画があり、大きな話題となっていました。
女子高生の個人名などは特定されていますが、ここでは掲載しません。興味があったら各自で検索してみてください。
それにしても、ここまで事故や事件が相次ぐというのは流石に呪われているとしか言いようがないですね。一度お祓いしてもらった方が良いような気はします…