いや~年の瀬にお笑いのようなニュースが飛び込んできましたね。文星芸術大学で作品制作中に火花が引火して死亡するというお笑いのような死に方をした方が居るようです。死亡者の名前は西岡洸さんと判明していますが、どのような方なのでしょうか?そして、事故原因は何だったのか?ネット上の反応と合わせてご覧ください。
事故の概要
栃木県警宇都宮中央署は30日、文星芸術大学(宇都宮市上戸祭4丁目)の美術学部3年、西岡洸(たける)さん(21)が作品制作中にやけどを負い、入院先の病院で死亡したと発表した。署は、大学の安全管理に問題がなかったかなどを調べている。
署によると、西岡さんは12月22日午後2時ごろ、大学構内の屋外でグラインダーという電動機械で鉄板を切断中、火花が衣服に引火し重いやけどを負った。病院で手当てを受けていたが、やけどに伴う蘇生後脳症で30日午後6時25分ごろ、死亡した。
大学によると、西岡さんは総合造形専攻。22日は授業はなかったが、大学の許可を得て自主的に立体作品の制作作業をした。引火しにくい作業着や厚手の手袋を身につけるなど、安全対策は取っていたという。大学は事故原因などを調査するため、23日、学内に安全対策調査検討委員会を設けた。
引用:作品制作中に火花引火、やけど負った女子大学生死亡 事故原因を調査
西岡洸とはどういう人物か?
現時点では彼女のTwitterやFacebookアカウントは判明していませんが、顔画像に関しては判明しています。いや~見るからにアホそうな面ですね~
で、彼女の通っていた文星芸術大学というのを調べてみましたが、典型的なFラン芸術大学でしたね。こんな大学に通っているくらいですから、まあ頭は大して良くなかったのでしょうね。
火花が服に引火したのが原因?
最初に「グラインダーって何?」と思ったので、Youtubeで調べてみたところどうも金属などを切断する電動カッターというもののようですね。で、金属を切断する際に結構火花が出ていまして、これが服に引火して火傷→死亡という流れになったものと思われます。
作業着を着ていたようですが、下にフリースを着ていたらしいので、それに引火したのでしょうか?フリースに引火して火傷を負ったケースは少なくないようで、消防署などが定期的に注意を呼び掛けています。大学側も安全教育してなかったんでしょうかね?
ネット上の反応は?
許可は取っていて本人も作業着を着ていたと有る。じゃあ考えられるのは塗料だろう。作業着に塗料が掛かっていたか、切断する鉄板の塗料が乾いていなかったか。建築現場等でディスクグラインダーを使う人は多いけれど塗料や引火性の高い液体と併用して作業する人は先ずいないので、そっちの可能性が高いかも。火花程度で火だるまに成るのだったら過去に建築現場で同様の事故が多発していなければおかしいし。
引用:作品制作中に火花引火、やけど負った女子大学生死亡 事故原因を調査
今はもう化学繊維の作業服も当たり前になってるけどそもそも化学繊維(ポリエステル等)でできたものを着用してたんだとしたら言葉は悪いけど引火してしまったのは当たり前だと思うよ。
引用:電動工具の火花が服に引火、芸術大の学生死亡 宇都宮・学内で作業中
例えばだけど仕事でもよくそういう現場で着用する機会があるならポリ製のものはできるだけ避けるべき。燃え移ればすぐ溶け出して高温になる。
現場の状況がよくわかりませんけどポリ素材なら静電気も起きやすい、綿麻などと合繊ならばいいけども。いずれにしろ上記の通りですので仕事ででも似たような状況下で作業する方は少々高くても綿素材、難熱(なんねつ)素材の作業服を使うのが安全です。
十分にお気をつけてください。
簡単にグラインダーを使わないでください。事故の素です。労働安全衛生法かな、忘れましたが研削砥石といって、使用するには技能講習が必要です。非常に危険な道具です。
なんでも売ってれば使っていいとは限りません。このような機械は技能講習や安全教育を受けて使用してください。鉄鋼工事で良く使用しますが、ほとんどの会社では、技能講習を受けさせているのでは?終了証頂けますよ。
引用:電動工具の火花が服に引火、芸術大の学生死亡 宇都宮・学内で作業中
昔、違う大学だけど、おがくず撒いて、白熱球でライトアップしたジャングルジムかなんかで当時5歳の男の子が亡くなったよね。
芸術という作品を教える前にまず工業製品の危険性を教えて学生に作品を作らせたらと思う。
狭い部屋で、換気も不十分で有機性塗料などで作品を作っている学生も目にしたこともあるし、蛸足だらけの電飾も見たことあるし、安全に対する基本がなってない。無知ほど怖いものは無いと言うしね。
引用:宇都宮の文星芸大で女子学生がやけど負い死亡 作業中に引火
娘が都内の美大に通っています。デザイン系の学科ではありますが課題の制作で工具を使うこともあるため、入学後のオリエンテーションでは工具の使用方法や安全管理について徹底的に指導されるようです。そもそも工作室には作業服を着用していないと入れない決まりがあるし、必ず職員が付いているところで作業すると言っていました。
何か起きてからでは遅いです。亡くなられた学生さんは本当にお気の毒で親御さんの気持ちを思うと胸が痛みます。工具を使用する学校では再度安全管理の確認をしていただきたいと思います。
引用:宇都宮の文星芸大で女子学生がやけど負い死亡 作業中に引火
空気は乾燥してるし起毛系のセーターとか着てたのかな、静電気かな。
私も若いころ1度フワフワの起毛系のセーター着てガスコンロに火をつけた時肩までブワッと火が上がったことがある。幸い一瞬の出来事で起毛部分が一瞬で焼けて火は消えたけど、そういう事もあるんだと学びました。
若い子が亡くなった事は気の毒です。学校側の対策や注意喚起は十分だったのか、十分だったとしたらたまたま今回ルールが守られていなかったのか状態化していたのかしっかり検証して同じことが起きないようにして欲しいです。
引用:芸術大学の女子学生 作品制作で大やけど負い死亡
衣服の素材と安全性(着衣着火の危険)については、家庭科で習います。
ただ、家庭科で学んだ「衣服には燃えやすい素材と燃えにくい素材がある」という知識と、「グラインダーで火花が飛び散って、その火花が自分の衣服に着火する危険性」を結びつけて想像できるかどうか、ということかもしれません。
自分で考えられる力のある、本当の意味で頭の良い人は、点と点を自分で結びつけられますが、そうでない人は点と点が結びつけられず、「グラインダーで飛び散った火花が衣服に着火しないように、作業時は燃えにくい素材の衣服を着ないといけない」ということを丸ごと教わらないとわからない、ということがありえます。
引用:芸術大学の女子学生 作品制作で大やけど負い死亡
県の安全協会でといしの安全教育の講師をしています。痛ましい事故です。亡くなった方が、ちょうど娘と歳も同じなので余計に悲しみを感じます。
この研削作業は、使い方を誤るとといしが割れて大きな災害になります。教育では、専らこの割れることに重きを置いていて、この火花に対しては、あまり教えてなかったように思います。規則でも、火花の飛ぶ方向を配慮することになっている程度です。保護具も可燃性のある衣服については触れてないように思います。もっとこの危険性を訴えることが大切です。
また、これまでの受講者は労働法に関係する企業関係者だけで、学校などの教育関係者はいませんでした。文部科学省は、労働安全衛生法に関係する設備等を持つ教育機関を洗い出し、責任者の教育を受けさせるべきです。おそらく、治外法権状態になっているように思います。このような悲惨な事故を二度と起こしてはなりません。
引用:芸術大学の女子学生 作品制作で大やけど負い死亡
悲惨な死に方も、これも運命か…
まあ、今回の事故は確かに痛ましいものだったかもしれませんが、蘇生後脳症で亡くなったとのことですから、恐らくそこまで苦しまずに亡くなったんじゃないでしょうか。
まあ、彼女のアホみたいな死に方も無駄ではないでしょう。 今回の事件を教訓に間違いなく芸術系の大学では工具の取り扱いに対して教育がきちんと行われることになるでしょうし、 最後にテレビに出られて有名になれた。うまくいけば2019年にニコニコ生放送で生配信中に富士山から滑落して死亡した男性に次ぐ日本人のダーウィン賞受賞も夢ではありません。そういう意味では、ある意味幸せな死に方だったかもしれませんね。
おめでとう!本当におめでとう!来世はちゃんと真人間になって生まれ直して来いよ!
最後に
こういう記事を書くとキーキー喚く方が毎回のように居ますので言っておきますが、死者に対する名誉棄損罪はその事実が虚偽のものの場合のみ成立します。侮辱罪ですが、こちらはそもそも死者に対しては成立しません。
- 刑法第230条(名誉棄損罪)
- 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
- 死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。
人の死をネタにするな!って言っている人ってホント何を理由にしてそういうことを言っているんでしょうね?人はいつか死ぬわけですし、私は別に自分が死んだら自分をネタに笑ってもらって全然良いと思っていますよ?どうせわかりませんから。なので人の死をネタにすることは全然悪いと思っていませんし、これからもネタにしていきます。
逆に聞きたいのですが、「 人の死をネタにするな!」って言っている人はその理由をちゃんと論理的に説明できるんですかね?感情的に喚き散らすだけなら小学生でも出来ますので(笑)。反論はお問い合わせ欄からどうぞ。