JR東日本が事業用気動車として導入を始めたキヤE195系ですが、今年度から本格的な導入を始め来年夏ごろをめどにレール輸送の気動車化を完了する計画を示しました。
キヤE195系とは?
JR東日本では、レール輸送用の機関車と貨車の老朽化が進行し、置き換え用をどうするかを検討していました。
様々な案を検討した結果、事業用気動車の投入を決定。量産先行車を投入し、まずは各種性能試験や問題点の抽出を多なうこととなりました。
キヤE195系は、JR東海が定尺レールやロングレールの輸送のために事業用気動車として導入していたキヤ97系を東北地方に対応する為に耐寒・耐雪対応を強化して投入されたレール運搬用の事業用気動車です。
JR東海のキヤ97系と同様、日本車輌製造豊川製作所にて製造が行われました。2017年冬に量産先行車として150mロングレール運搬用の車両を1編成11両と25m定尺レール運搬用を1編成2両の合計13両が新製され、仙台レールセンターを拠点に運用が開始されました。
しかし、順風満帆とはいかず、油漏れによる機関故障だったりエンジンとトルクに不具合が見つかりメーカー修理のため長期休車となったり色々なことがありました。
ひとまず長期試験の結果、使用のめどがたったということでしょうか。それ以上にレール輸送用の機関車と貨車の老朽化が無視できなくなったということもあるかもしれませんが…
チキとEF81系などは廃車に
そして今回、水戸支社の労組資料でロングレール輸送用0番台を44両(4編成)、定尺用1000番台を46両(23編成)投入されることが明らかとなりました。

これにより、既存の機関車の一部とレール輸送用貨車全車を廃車する模様です。レール輸送は来夏までに気動車化を完了する計画となっており、これに先立ち水戸支社内は年度内に気動車化を完了する方針を示しています。
鉄道ファン内では既にどの機関車が廃車になるのかの予想も行われています。
記録はお早めに

なお、JR東日本は輸送用機関車を2024年度までに全廃する方針を示しており、砕石輸送や車両輸送用の新型気動車が登場するのも時間の問題でしょう。
ED75やEF65、DE10も殆ど廃車になる模様です。記録はお早めに。