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2019年の春のダイヤ改正では各地で大幅な変更が行われます。 今回はJR東日本のうち長野・上越エリアの変更点を取り上げます。

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上越新幹線にE7系車両がデビュー

E7系
引用元:E7系

E7系12両編成「グランクラス」付車両を「とき」「たにがわ」の 一部列車に投入します。 なお、「とき」「たにがわ」の「グランクラス」はシートのみの営業で、アテンダントによる車内サービスは行われません。

  • 編 成 12両(1~10号車 普通車、11号車 グリーン車、12号車 グランクラス)
  • 定員 924席(普通車 843席、グリーン車 63席、グランクラス 18席)
  • 運転本数 新潟~東京間「とき」4往復、越後湯沢~東京間「たにがわ」1往復

なお、 新潟駅で16日7:20頃~7:50頃に、E7系「とき」初列車の出発式を開催します。開催場所は、新潟駅新幹線ホーム11番線。とき308号を対象に、セレモニー、テープカットなどを実施。また、同日より上越新幹線E7系2編成を対象に、「朱鷺色」のライン装飾、シンボルマークの掲出を実施します。

E7系 上越新幹線
引用:
JR東日本新潟支社 – 2019年3月ダイヤ改正について(PDF)

「とき」と「いなほ」は全列車対面接続

E653系

新潟駅で特急「いなほ」の全定期列車と上越新幹線「とき」が、全て同じホームで乗り換えできます。

いなほ 上越新幹線 乗り換え時刻表
引用:
JR東日本新潟支社 – 2019年3月ダイヤ改正について(PDF)

長岡駅での接続を改善

  • 特急「しらゆき9号」の時刻を繰り上げ、ご利用しやすい時間帯に変更します。また、長岡駅からは上越新幹線 最終東京行き 「Maxとき350号」に接続します。 (上越妙高駅で金沢方面からの乗り換えは、「はくたか576号」に変更となります。)
  • 「とき313号」から「しらゆき4号」へ、「Maxとき337号」から普通列車直江津行にそれぞれ接続するようになります。

「おはようライナー」廃止

189系
189系

現在、189系唯一の定期運用となっている「おはようライナー」ですが、今回のダイヤ改正で「おはようライナー」に代わり、乗車券・定期券のみで利用できる快速列車が211系で運転されるようになります。これによって189系の定期運用が消滅します。「ムーンライト信州」も今春は設定されませんでしたので、189系の今後に注目です。

長野~松本間の乗り得列車消滅

E257系
引用: 中央ライナー

現在、E257系で運行されている長野~松本間の快速列車1往復が211系に置き換えられます。これにより、松本~長野間を運転する快速列車は全て通勤タイプの E127 系と近郊型の 211 系に統一されます。

その他

  • 「はくたか 551 号」から接続する普通列車を「中込行き」から「小海行き」に延長します。
  • 「あずさ25号・33号」に上諏訪駅で接続する普通列車について、ダイヤを見直し接続時間を短くします。
  • 小淵沢駅で、小海線から「あずさ 2 号」に乗り換えができるようになり、東京圏での滞在時間が長くなります。
  • 新潟駅で在来線と新幹線、在来線相互の接続列車を増やします。
  • データイムの吉田~弥彦間1往復が毎日運転から土休日とご利用の多い時期の運転に変更します。
  • 陸羽西線の新庄 19 時 34 分発・余目行、余目 21 時 28 分発・新庄行の運転を取り止めます。

まとめ

今回のダイヤ改正でついに189系の定期運用が消滅というのはさすがに驚きが隠せません。「ムーンライト信州」の運行も行われないようなので、189系が廃車となる可能性も出てきました。撮影や乗車をしたいと思っている方は急ぐ必要があるでしょう。(無論ですが、ルールやマナーは守りましょう)

また、E7系がついに上越新幹線でも運転を開始するということで、E4系の置き換えも今後進んでいくことが予想されます。こちらも今すぐにというまでではないですが、 撮影や乗車をしたいと思っている方は早めにしておきましょう。