近畿日本鉄道は12/17にダイヤ改正を実施することを発表しました。観光列車「あをによし」が1往復増発されるほか朝通勤時間帯の「ひのくに」増発や国際会館~奈良間の直通急行運転見直しなどかなり広範囲にわたりダイヤ改正が行われます。
観光列車「あをによし」が1往復増発
観光特急「あをによし」の出発時刻を変更し、京都~奈良間を1往復増発します。ダイヤ改正後の運転時刻は以下の通りです。
- 平日
- 大阪難波発京都行き…9:15発
- 京都発奈良行き…11:00発、13:00発、14:40発
- 奈良発京都行き…11:50発、13:50発、15:30発
- 京都発大阪難波行き…16:20発
- 土休日
- 大阪難波発京都行き…9:35発
- 京都発奈良行き…11:00発、13:00発、15:00発
- 奈良発京都行き…11:50発、13:50発、15:50発
- 京都発大阪難波行き…16:40発
朝ラッシュ時に「ひのとり」増発など
今回のダイヤ改正では着席通勤の需要に対応するため平日朝時間帯に「ひのとり」を1本増発します。
大和西大寺発 | 学園前発 | 生駒発 | 鶴橋着 | 大阪上本町着 | 大阪難波着 |
7:17 | 7:22 | 7:27 | 7:41 | 7:43 | 7:47 |
京都線の京都行き特急について、新たに9時~12時台の6本を高の原駅に停車します。名古屋線の久居駅に新たに10:20発名古屋行き、18:41発(土休日は18:43発)五十鈴川行きを停車させます。
伊勢神宮アクセスを改善するため、一部の特急列車を宇治山田行きから五十鈴川行きとします。
京都線では京都市営地下鉄への直通急行を削減
京都市交通局 国際会館~奈良間を相互直通運転する急行について、日中時間帯の運行を取りやめ朝夕ラッシュ時のみの運行に変更します。
また、京都を発着する6:33~9:21までの普通は京都・新田辺間をすべて6両編成で運転し、混雑緩和を図ります。
奈良線で快速急行の所要時間短縮、名古屋線では早朝に急行増発
夕方以降、神戸三宮~奈良間の快速急行を8両編成で運転します。これにより尼崎での連結・解放作業がなくなるため、所要時間が現在より5分程度短縮されます。また、深夜時間帯の利用減少を受け東花園発大阪難波行き最終列車を8分繰り上げ東花園駅23:43発とします。
また、名古屋線では平日の早朝時間帯に白子発鳥羽行き急行を増発します。運転ダイヤは以下の通りです。
白子発 | 伊勢中川着 | 宇治山田着 | 鳥羽着 |
5:58 | 6:24 | 6:50 | 7:05 |