山陽電気鉄道、12/17にダイヤ改正実施。終電繰り上げも夕時間帯に特急増発へ

　山陽電気鉄道は12/17にダイヤ改正を実施することを発表しました。深夜時間帯の利用減少に伴う終電繰り上げはありますが、夕方時間帯にS特急を増発するなど珍しくかなり強気なダイヤ改正となっています。

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夕方時間帯にS特急を増発

　現行、夕方のラッシュ時間帯には高砂駅発阪神神戸三宮行きS特急が1本運行していますが、沿線企業の勤務時間の変化に伴い、新たに2本設定します。なお、新開地行の列車は終点の新開地駅で阪急特急に連絡します。

荒井駅・白浜の宮駅の特急停車時間帯を前倒し

　現在、荒井駅と白浜の宮駅には17：30～21：00の間直通特急列車を停車していますが、沿線企業の勤務時間帯が変化していることに伴い17：00～20：30の間へと停車時間帯を前倒しします。

終電は繰り上げも、早朝時間帯に特急増発

　新型コロナウイルス感染症の影響により利用率が低下しているため、深夜時間帯の最終列車を以下の通り繰り上げます。なお、★があるものは途中駅で乗り換えが必要です。

　現在、最終の東須磨行き普通列車は大塩駅で山陽姫路駅23時01分発の阪神尼崎行き直通特急列車が連絡していますが、今回の改正で山陽姫路駅23時17分発の東二見行き特急列車が新たに東二見駅で最終の東須磨行き普通列車に連絡します。これにより、姫路・飾磨・網干方面から明石・須磨方面への最終連絡を約16分繰り下げます。

　早朝時間帯に下り特急列車（東二見駅 5：29→山陽姫路駅 5：53）を増発します。大塩駅で普通列車と接続し、東二見駅～大塩駅間から姫路方面への速達性が向上します。