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 2025年春に行われるダイヤ改正の内容をまとめました。今回はJR西日本・新幹線&近畿エリア編です。前回に引き続き有料座席サービスの拡大が行われるほか、通勤時間帯の特急停車駅増加、大阪五輪開催に伴う「エキスポライナー」運行などが主な内容となっています。

JR西日本グループが“鉄道専用”SNSアプリ始めました!

新大阪着9時台の臨時「さくら」設定

鹿児島中央川内熊本博多(着)博多(発)小倉広島岡山姫路新神戸新大阪
さくら574号6:006:126:467:247:267:418:309:099:299:459:59新規設定
みずほ600号6:35(通過)7:197:517:538:098:559:329:5210:0710:21

 現在運行している新大阪駅行き始発定期列車「みずほ600号(鹿児島中央駅6:35発)」より早い時間に発車する臨時列車「さくら 574 号(鹿児島中央駅 6:00 発)」を設定します。鹿児島中央駅から新大阪駅に初めて9時台に到着できるようになり、近畿圏滞在可能時間が22分拡大します。なお、表に掲載した駅のほか、久留米・新鳥栖・新下関にも停車します。

エキスポライナー運転、一部は221系充当

 大阪万博に対応するため、東海道・山陽新幹線の停車駅となっている新大阪駅と桜島駅間を直通で結ぶ「エキスポライナー」を設定します。

新大阪大阪ユニバーサルシティ桜島
7:327:437:537:56
8:008:058:198:22
8:308:368:448:48
9:319:369:489:54
10:4410:4910:5811:01
11:4411:4911:5812:01
12:4412:4912:5813:01
13:4413:4913:5814:01
14:4414:4914:5815:01
15:4415:4915:5816:01
16:4416:4916:5917:02
17:4117:4917:5918:02
18:4118:4618:5919:02
19:3919:4619:5920:02
桜島ユニバーサルシティ大阪新大阪
11:1511:1711:2711:32
12:1512:1712:2712:32
13:1513:1713:2713:32
14:1514:1714:2714:32
15:1515:1715:2715:32
16:1116:1516:2716:32
17:1517:1817:2817:34
18:1518:1818:2818:34
19:1519:1819:2819:34
20:1520:1820:2720:33
21:1521:1821:2721:33
22:1522:1822:2822:34

 運行時刻は上の通りです。利用状況によっては定期化もあり得るため今後も注目ですね。

「うれしート」設置列車拡大

 快速に設置される「うれしート」の設定線区や設定本数を拡大します。東海道・山陽線で設置列車を拡大する他、新たに奈良線・嵯峨野線・福知山線に導入します。

 設置列車は表の通りです(奈良線は全ての快速列車に設置のため時刻は省略)。

通勤時間帯の特急停車駅を増加へ

 朝夕通勤時間帯の特急「こうのとり」が中山寺駅と川西池田駅に新たに停車します。また、平日の朝夕通勤時間帯に運転している通勤特急「らくラクやまと」が柏原駅と八尾駅に新たに停車します。

改正後の停車時刻は上の通りです。

201系が遂に引退

 大和路線で細々と運行されていた201系ですが、ダイヤ改正前日を以て運用から離脱し同線の普通・快速列車は全て221系での運行に統一されました。これにより全列車が3扉クロス・トイレ付きの列車となります。

その他

  • 平日の朝夕通勤時間帯に、網干・姫路駅~大阪・新大阪駅を結ぶ通勤特急「らくラクはりま」を1往復増発します。
  • ご利用の多い時間帯に金沢駅始発・終着の臨時「かがやき」を上下各2本増発します。これにより繁忙期は金沢発東京行きの最終を3分繰り下げ金沢駅21:06発とし、金沢・富山駅での滞在を現行より3分拡大します。
  • 「つるぎ」11号を富山駅発とし、富山エリアから大阪方面への利便性を向上します。また、平日に限り「つるぎ」7号の3号車を自由席とします。