209系3000番台は2019年の2月を以て八高線・川越線の運用から離脱、ハエ61編成は宇都宮に、ハエ63編成とハエ64編成は桐生に留置されたままとなっています。これらの車両が今後どうなるのか考察してみました。
現状
現状は以下のようになっております。
やはり廃車?
廃車とするのであれば長野か郡山で、というのが一般的でしょう。パンタグラフが外されていますが、現在に至るまで疎開されたままというのは不思議です。単に長野や郡山の廃車置き場が空くのを待っているだけなのでしょうか?
転用?
転用となるといくつかの候補があります。
訓練車or南武支線205系置き換え?
ハエ62編成は2両編成となって訓練機械となり、大宮に配属されています。ほかの3編成も訓練機械となりそうですが、2両編成の南武支線205系を置き換える可能性も否定できません。編成数もちょうどぴったりですし。 南武支線の205系は早めに記録しておいた方がいいかもしれません。
8両編成を組成し、武蔵野線へ?
武蔵野線の205系は2020年までに全車両がインドネシアに譲渡されることが決まっています。(リリースはこちら)
しかしながら、転用するE231系や209系500番台が不足するということで、一時的に209系3000番台を武蔵野線で運用するのではないか?という噂があります。
最後の1本は現在1本のみ運用されている京葉線の209系500番台であることが濃厚ですが、こちらは2022年の中央線グリーン車連結工事が完了してE233系が1本転用されてくるまで転用できません。
一時しのぎなので4+4の8両編成で運行するか、中間車3ユニットとハエ61・63・64のいずれかの先頭車で8両編成を組むか?は不明です。いずれにしても209系1000番台のように限定運用となることは間違いないところでしょう。
房総から209系2100番台の転用も?
2019年11月の相鉄・JR直通線の開業で横須賀線の運用が減り、その分房総各線と総武快速線の直通運転を強化するというのも可能性としては考えられます。209系2100番台が余剰となれば、6両編成3本から8両編成2本を組成して武蔵野線に転用する可能性も否定できません。
追記:ハエ61編成は郡山で解体
ハエ61編成については郡山へ回送され、その後解体されました。川重製の車両で状態がほかの車両と比べて悪いことも影響したのかもしれませんね…
まとめ
いかがでしたか?果たして疎開されている209系3000番台がどのような運命が待っているのか?妄想が尽きないところです。全車廃車というのはないでしょうが、果たしてどうなるでしょうか…
おそらく209系3000番台の4両編成に209系2100番台のモハユニットを2両×2編成くっ付けて8両編成として転属でしょう
209系3000番台がパンタグラフを撤去しているにも関わらず長期疎開になっているのはどう考えても2100番台のモハユニットを組み入れるだめです
そうでなければわざわざパンタグラフを撤去してまで長期疎開なんてしませんよ