七尾線に521系が導入され来春での引退が濃厚となっている413系ですが、ここへ来てえちごトキめき鉄道へ譲渡される噂が出てきました。目的は何なのでしょうか?
413系の概要
こちらに関しては既に上の記事で取り上げていますので、そちらをご覧ください。
521系の運行開始で風前の灯と思われていた、が…
しかし、今年の10月に入り521系が七尾線でも運行を開始。415系は廃車が発生する等、413系共々風前の灯火と思われていました。
ところが昨日、えちごトキめき鉄道の車両内の広告で「急いで行かない列車」のデビューが予定されているということが発表され、その車両に413系と思われる車両が掲載されていることで俄かに譲渡の可能性が出てきました。
懐かしの国鉄車両として動態保存?
既にえちごトキめき鉄道は観光列車用に「えちごトキめきリゾート雪月花」を保有しており、413系をわざわざ購入するのは不可思議です。となると、413系は貴重な国鉄型車両として動態保存するつもりなのでしょうか?
確かに413系・455系は貴重な国鉄型車両ですが、長年過酷な環境で運行されてきたことから状態があまり宜しくないことが懸念されます。交直流車両の整備はどうするのかも気になるところです(これは松任に委託する形になるかもしれません)。
確かに話題性はありそうですが、整備費用はかなり嵩むでしょうし、そこまでして果たして利益が出るのか?このコロナ禍では疑わしいところです。
本当に実現するのか?半信半疑ではありますが、譲渡が実現し運行開始したら1度は乗ってみたいものですね。