定期運行終了が発表されていた485系「ジパング」ですが、10/10に「ありがとうジパング」に充当されたのち10/13に郡山車両センターまで自走による廃車回送が行われました。残る485系グループの現状はどうなっているのでしょうか?
「ジパング」が廃車回送される…
定期運行終了が発表されていた485系「ジパング」ですが、10/10に「ありがとうジパング」に充当されたのち10/13に郡山車両センターまで自走による廃車回送が行われました。 このまま廃車解体となった場合、原形車体の485系は消滅することになります。
稼働率が低下しつつある「華」
数少ない485系の生き残りの中で、かなり珍しいお座敷列車となっている「華」。ただ最近は臨時列車での運行はあまり見かけることがない印象です。次に引退するのはこちらの方では?と鉄道ファンの間では専ら噂になっていますし、乗車や記録はお早めに。
最後まで活躍しそうな「リゾートやまどり」
群馬DCキャンペーンに合わせてJR東日本高崎支社の新しい「のってたのしい列車」として2011年に運行を開始した「リゾートやまどり」。今年で10年目となりますが、高崎地区の臨時列車をはじめとして時々各地にも出張に出向くなど活躍ぶりは相変わらず。
普通車扱いなのですが、車内は253系グリーン車の廃車発生品を活用したリクライニングシートを採用したこともあり1200ミリのシートピッチ、更に2号車は1550ミリのシートピッチを誇るため乗り得列車として人気を博しています。このほか観光列車ということもあり、2号車にはミーティング室として「和」と称する畳敷きのフリースペースがあるほか、4号車にはキッズルーム、両先頭車には展望スペースが設けられています。
現状特に置き換えの話はありませんが、いつ引退するかわからないこのご時世ですので、機会があったら乗車・記録しておくことをお勧めします。