2026年11月4日、JR東日本およびJR東日本びゅうツーリズム&セールスから鉄道ファンや旅行好きを驚かせるニュースが飛び込んできました。なんと、E6系秋田新幹線を用いた団体専用臨時列車「アマネセルこまち」が、2026年12月27日(日)の夜から翌28日(月)朝にかけて運行されます。
東京駅から夜に出発し、車内で夜を明かして翌朝秋田へ向かうという、かつての夜行急行や寝台列車を想起させる注目のプランです。その運行概要や見どころ、乗車時の注意点を紹介します。
列車名「アマネセル」の由来と運行ダイヤ
列車名に冠された「アマネセル(amanecer)」は、スペイン語で「夜明け」を意味します。夜に出発して目的地で朝を迎える列車にぴったりのネーミングです。
運行ダイヤ(2026年12月27日〜28日)
- 往路運行日:2026年12月27日(日)夜発 〜 12月28日(月)朝着
- 使用車両:E6系(全車指定席)
| 駅名 | 時刻 | 備考 |
| 東京 | 21:44発 | 乗車可能駅 |
| 上野 | 21:50発 | 乗車可能駅 |
| 大宮 | 22:09発 | 乗車可能駅 |
| 一ノ関 | 23:57着 〜 翌6:00発 | 約6時間の夜間停車(ドア開放あり) |
| 盛岡 | 6:23着 | 「はやて93号」に乗換可能 |
| 雫石 | 6:48着 | 降車専用 |
| 田沢湖 | 7:22着 | 降車専用 |
| 角館 | 7:47着 | 降車専用 |
| 大曲 | 8:02着 | 降車専用 |
| 秋田 | 8:45着 | 定期始発「こまち1号」より早く到着 |
定期列車の始発よりも早く着くアドバンテージ
最大のポイントは、東京駅からの定期始発「こまち1号」よりも早い8時45分に秋田駅へ到着できる点です。さらに盛岡駅で新青森・新函館北斗方面の「はやて93号」(盛岡6:54発)へ乗り継ぐと、新青森には7:54、新函館北斗には8:58に到着可能です。年末の帰省や旅行で、朝一番からフルに行動したい方には抜群のスケジュール設定となっています。
ゆったり過ごせる座席設定&ツアー特典
夜を明かす新幹線という特殊な環境に配慮し、座席やプラン設計にも工夫が凝らされています。
1. すべてのプランで「窓側席のみ」を販売
通常2人掛け・2人掛けとなるE6系の座席ですが、すべての座席で窓側席のみを販売します。隣に他の乗客が座らないため、手荷物を置いたりゆったりとパーソナルスペースを確保したりできます。
- 普通車指定席プラン:おとな 22,000円 / 小学生以下 15,000円(税込)
- グリーン車プラン:おとな 29,000円(税込)
さらに普通車指定席には、小さな子ども連れでも気兼ねなく会話を楽しめる「ファミリー車両プラン」も設定されています。
2. 限定グッズ&お買い物券付き
ツアー参加者限定の特典として、以下のアイテムが用意されています。
- E6系デザインのオリジナル巾着入りアメニティ(非売品・限定グッズ)
- NewDays 500円利用券(乗車前のお買い物用)
申し込む前に知っておきたい「リアルな注意点」
「夜行列車」としてのロマンがある一方、座席夜行ならではの制約や設備面の注意事項がいくつかアナウンスされています。快適に過ごすための事前チェックが欠かせません。
- 車内照明は「常時点灯」 安全運行のため、夜間も車内の減光は行われません。眠る予定の方はアイマスクを持参するのが必須です。
- 深夜の一ノ関駅では改札外に出られない 23:57から翌朝6:00まで一ノ関駅に停車しますが、改札外への出場は不可。コンコースも立ち入りできず、構内売店(NewDays等)も営業していません。到着後と発車前に約30分程度ドアが開きホーム上の自販機や喫煙所は利用できますが、売り切れの恐れもあるため、夜食やお飲み物は必ず乗車前に購入しておきましょう。
- 夜間メンテナンスの音や振動の可能性 一ノ関駅停車中、周辺線路や設備保守作業の音・振動が車内に伝わる場合があります。音に敏感な方は耳栓やノイズキャンセリングイヤホンの準備がおすすめです。
発売スケジュールと予約方法
本列車は団体専用臨時列車として、Web限定で販売されます。
- 販売窓口:JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイト
- 一般販売期間:2026年11月5日(木)14:00 〜 12月13日(日)23:59
- 先行予約(JRE POINT ステージ3以上):2026年11月4日(水)14:00 〜 11月5日(木)13:59
年末の帰省ラッシュを避けつつ、一ノ関駅での夜間滞在という非日常な時間を味わえる特別な一本。窓側限定販売のため席数には限りがあります。気になる方は販売開始直後のチェックをおすすめします。






