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 長らく中央快速線にグリーン車を組み込む計画がありましたが、本日未明にE233系0番台向けのグリーン車がJ-TREC横浜事業所から出場しました。今後はどうなるのでしょうか?

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数年前から計画されていた中央快速線へのグリーン車組み込み

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 長らく中央快速線はE233系10両編成のモノクラス編成での運行となっていましたが、グリーン車設置の要望が強かったのか?ついにJR東日本も重い腰を上げて設備の改修や現行のE233系へのトイレ設置などを行ってきました。

 中央快速線の全列車にグリーン車2両を組み込み12両編成での運行となること、10両貫通編成が12両編成に・分割編成の6両編成が8両編成になること、東京駅での折返し時間が短いことを踏まえて乗降の迅速化を図るために普通列車用グリーン車としては初めて客用扉に両開き式ドアを採用する事がすでに発表されています。また、運用区間は東京~大月・青梅間になる模様です。

 当初は2024年度末までに全編成にグリーン車を組み込む計画でしたが、世界的な半導体不足の影響もあり、延期になる見通しです。

遂に実車が落成

 長らく実車の登場を待ち望んでいましたが、本日未明にJ-TREC横浜事業所から中央快速線向けE233系グリーン車2両が出場しました。同線向けグリーン車の製造は今回が初めてとなっており、サロE232-1・E233-1の車番が確認できます。

 外観に関しては、ドアは両開き構造・ドア帯は現時点では貼られていません。また、1両あたりの定員が90人から86人になっています。シェードが降りていることもあり、車内は現時点では確認できません。

ある程度本数が揃うまでは無料開放?

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 中央快速線のグリーン車がいつ営業運転を開始するのかは分かりませんが、宇都宮線や高崎線・常磐線の前例を考えますとある程度の期間は無料開放されると考えていいのではないでしょうか。

 ただ、乗務員の訓練や試運転などが必要なことを踏まえると、まだ営業運転に投入はされない…と考えた方が良いでしょう。早くグリーン車に乗ってみたいところではありますが、実際にはもう暫くおあずけ…ということになりそうです。