昨日ついに総合車両製作所より横須賀線向けE235系グリーン車が出場し、本日新津へ向けて回送されています。今回はその模様と、今後の流れの考察を行いました。
グリーン車が遂に登場
E235系のグリーン車がついに落成しました。ぱっと見わかる違いとしては
- 半自動ドアの設置、ドアスイッチは右側で統一
- カラー帯の太さや色合い等を普通車に合わせた仕様に
- カーテンの柄模様が異なる?
といったところでしょうか。また、内装に関しては
- 普通列車グリーン車で初めて液晶ディスプレイの車内案内装置を搭載
- 電源コンセントを各座席のひじ掛けに設置
- 無料公衆無線LANサービスを提供
ということがすでに発表されています。
そして本日新津まで甲種輸送が行われています。
運転開始は秋ごろか?
すでにE235系が総武快速・横須賀線に投入されることは明らかとなっています。今回第一編成のグリーン車が登場したことで、恐らく6月ごろには第一編成が落成するものと思われます。
その後各路線で試運転を行うことになりますが、成田線など乗り入れ先が多岐にわたっているため、それなりに試運転の期間は取るものと思われ、そうなると運転開始は今年の秋ごろ?と予想されます。
E217系はインドネシア譲渡か?川重製の車両は廃車に?
これにより、E217系は今後置き換えが行われていきますが、廃車か?インドネシア譲渡か?意見が割れています。
インドネシア譲渡にしても恐らく全車ではなく状態の良い車両を選別しての譲渡になるのではないか?という噂もあります。
特に、川崎重工製の車両については状態があまり宜しくなく、廃車になる可能性が高いのではないでしょうか?
209系0番台の房総方面への転用劇でも、意図的に川崎重工製の車両の転用を避けている節がありましたし、川崎重工製の車両については転用の対象とせず早期に廃車にする可能性が高そうです。