現在JR東海の各線で試運転が続いている315系3000番台ですが、6/1から関西本線で営業運転を開始することを明らかにしました。また、JR東海の在来線では3両編成以上の列車における初のワンマン運転となります。
各地で試運転中の315系3000番台
315系3000番台は現在C101・102の2編成が落成済みとなっており、各線で試運転が行われています。このため、営業運転はある程度本数が揃ってから…という見方が大半でした。
6/1から関西本線で運転開始!
このまま暫く試運転が続くものと思われていましたが、意外と早く315系3000番台の営業運転が開始されることとなりました。
都市型ワンマンで運行を行うことに加え、車両側面カメラを用いた画像認識技術の検証も兼ねての営業運転投入となります。実際の営業列車で様々な時間帯や天候における実際のホーム上の状況を撮影し、データの蓄積を重ねてAIの学習を進めるとのことで、今回は運転台モニター・音等を使用した検証は行わない模様です。
JR東海でもワンマン運転拡大へ
また、ここへきて313系の2両編成のうちこれまでワンマン運転に非対応だった編成もワンマン運転に対応する改造を受ける編成が出てきました。身延線や御殿場線でのワンマン運転拡大なのか?いよいよ213系の置き換えが開始されるのか…?こちらも目が離せないですね。
追記:6/1夕方から運行開始
6/1から関西本線で遂に運行を開始しました。初列車は名古屋16:53発桑名行で、C102編成が充当されました。
その後6/5には初めて区間快速に充当されたほか、6/10には快速列車に充当される一幕もありました。