「グリーン車」というのは、特別な空間であると皆様は思われているでしょう。たまに乗る贅沢で、なおかつ「静かで落ち着いた空間」を求めて乗る人が多いのではないでしょうか?
しかし、そのような空間で子供が泣き叫んでいたり、騒いでいたら気分のいいものではないですよね。今回はそこそこグリーン車を利用する機会がある私の考えを述べていきたいと思います。
料金に見合う空間か?
グリーン車を利用するには、当然ながら普通車よりも高い料金を支払う必要があります。普通列車であれば1000円程度ですが、特急列車や新幹線ですと何千円もとられてしまいます。これだけの料金を払うのですから、当然それに見合うだけの空間が提供されなければならないはずです。そんな中で、子供の不快な泣き声や騒ぐ声が聞こえてきたらどうでしょうか?冗談じゃないですよね。(最も大人の方でもマナーの悪い方はいますが・・・)
個人の体験談
私はグリーン車が好きで毎年元日には西日本へ旅行に行ってますし、首都圏の普通列車のグリーン車を利用することも多いですが、普通列車のグリーン車でうるさくて仕方がないというケースには何度か遭遇しました。普通列車のグリーン車だと1000円程度で乗れるので民度もそれ相応ということなんでしょうか、困ったものです。
幸い元日のグリーン車でそのような目に遭ったことはありません。普通列車のグリーン車に乗る場合(特に2階席に乗る場合)は耳栓必須でしょう。
JR各社に対する提言
普通列車のグリーン車ならそこまで高くないため諦めもつきますし、観光列車なら子供がはしゃいで騒いだところでしょうがないと思いますが、新幹線や特急列車のグリーン車は少なくない特別料金を支払って乗車している以上、ある程度のクオリティは保証されて然るべきではないでしょうか。
個人でも混雑が予想される列車や期間中に乗らないなどの自衛策をとってはいるものの、やはりそれには限界がありますし、おかしな人たちが増えてきた以上性善説で考えるのもそろそろ限界が出てきたのではないでしょうか。
一番良いと思われるのは規則で「騒ぐ子供・子供連れや大人でもマナーのなってない人間はグリーン車から叩き出す」と定めてしまえばよいのでしょうが、反対する人達も多そうです。叩き出すより最混雑時には子供連れのための車両を用意して子供連れの方たちをそちらへうまく誘導する方が現実的ではありそうですね…(実際そのような商品も設定されているようです)
座席配置について
最後に座席配置についてもひとこと言いたいのですが、最近の車両は2+2配置の車両が多く、中には普通車とほとんど変わらないのでは?というような車両もあります(特にJR東日本!)
JR東日本はグリーン車料金が安く設定されていますが、できれば座席配置は2+1にしてもらえないでしょうかねえ…
記事を拝見しました。微妙なところですよね…
藤沢に住む子連れの知り合いは、普通車や通勤列車の客に迷惑を掛けないよう、近距離であってもグリーン車やロマンスカーを選択することが多いそうです。デッキがあるので、子供がぐずっても客室を出てしまえばいいので安心すると言っていました。
ただ、静粛性を求めてグリーン車に乗車する層がいることも事実(というよりこっちの方がターゲット層)。なんか両者が矛盾してしまっているように感じます。
普通車の乗客の寛容さが、料金を支払っていない分求められるのでしょうか?
よくわからなかったのですが、
この意見は要するに普通車グリーン車含めて子供連れは乗るなという意見なんですかね?
それとも、以前芸能人で話題になったように、新幹線とか特急列車のグリーン車には子供連れを入れるなという意見なんですかね?
そもそも、新幹線とか特急列車のグリーン車は明らかに「特別な空間」です。そこは気軽には使えませんよね。やはり気を使いますので、子供がいるので我が家も基本は普通車指定席で用意します。
一方、首都圏在住のものにとっては自由席グリーン車に対しては全く反対で、「特別な空間」という感覚なんて全くありません。せいぜい、ライナー号の延長であって、たかだか1000円以下の料金ですし、
満席時には車内にいるだけで料金がかかるようなところです。駅でも「子供と一緒に乗ってね」と宣伝しているくらいですので、気軽に使う空間になっています。
地方の方にとっては「グリーン車」とつけばなんでも「特別な空間」と感じるようで、遠方から来た友人や親戚は喜びますがね。
そんな私もライナー券が満席だとグリーン車使っていますし、特急で移動するまでもないけど1時間程度の仕事の移動や子供との長距離移動は自由席グリーン車使っています。もちろん静かにさせていますが。そんな感じです。そんな座席に文句を言うほうがナンセンスです。