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 JR西日本は新型気動車「DEC700形」の試運転を開始することを発表しました。8月中旬からJR西日本管内において各種性能確認試験を実施するとのことです。一体どのような内容なのでしょうか?

DEC700形が試運転開始

 月曜日からDEC700形の試運転が山陽本線で始まりましたが、来月以降は以下の内容の試運転を行っていきます。「基本性能試験」で新しいシステムを採用する際の技術的検証及び車両性能調整を行い、「全線走行試験」で走行線区における地上設備との適合確認を行います。

  • 基本性能試験
    • 勾配における起動性能の確認
    • 加減速度の確認
    • 新規の車体形状における走行抵抗の確認
  • 全線走行試験
    • 走行安全性、乗り心地の確認
    • 走行時に台車にかかる応力の確認

 性能確認試験は2021年度末まで実施し、バッテリーの搭載によるハイブリッド方式についての各種検証試験も次年度以降に実施予定とのことです。

これからは電気式が主流?JR東日本・北海道が導入済

 すでにJR東日本は新型電気式気動車「GV-E400系」を導入済みですし、JR北海道もH100形を導入してキハ40系などを順次置き換えています。

 電車に近い「電気式気動車」にすることで電車の免許でも運転できるようにしてコスト減を狙うのも1つあるのかもしれませんし、メンテナンスコストも機械部品を大幅に減らすことでできるだけ電車に近づけて部品などの共通化を図る狙いがあるのでしょう。

 JR西日本で運行されているキハ40系も老朽化が進み、いよいよ後継車の試験車両が登場しました。果たして量産化される際にはどんな車両として登場するのか楽しみなところですね。