バス代行輸送が続く美祢線、10月から増便の実証実験開始！

　昨年7月の豪雨災害によりバス代行輸送が続く美祢線ですが、復旧後の利便性向上に向けた調査・実証事業として今年10月から主要駅のみ停車する快速バスを増便する実証実験を行うと発表しました一体どのようなものなのでしょうか？

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昨年からバス代行輸送が続く美祢線

　昨年7月に起きた豪雨災害の影響で、現在は美祢線全線がバス代行輸送となっています。車両は一般の路線バスタイプの車両が使用されていますが、湯ノ峠駅にはバスが乗り入れできるスペースがないことから厚狭～湯ノ峠は代行タクシーの運行となっています。

今年10月から実証運行開始

　被災前の2022年度の輸送密度は377人/日とかなり厳しい状況となっていました。このような状況の中、JR美祢線利用促進協議会は今年10月から主要駅のみ停車する快速バスを新たに増便し運行頻度・速達性を高める実証実験を行います。

　なお、増便バスは厚狭駅での新幹線との接続を考慮した時間帯に設定し、美祢線と新幹線の乗換え機会の拡大を図ります。

　このほか、調査・実証事業の開始にあわせ、お手持ちのスマートフォンでバスの走行位置や遅れが分かるバスロケーションシステムを美祢線代行バスで試行します。

10/1以降の時刻

　備考欄の○は土休日運休、◎は長門市～美祢間は土休日のみ運転を表す。