皆さんはもう秋の乗り放題パスでどこに行こうか決めていますか?今回は宮島の厳島神社へ参拝したいという人たちのためにモデルルートとTipsを紹介します。
宮島フェリーについて
宮島フェリーは宮島と宮島口を結ぶ航路です。所要時間は約10分と短いです。客室内にはクロスシートがあり、最上部にはパノラマデッキという展望デッキに木製ベンチがあります。
また、観光客が多いことに配慮してか、宮島口発9時10分から16時10分の便は大鳥居に最接近する「大鳥居便」で運行されています。「大鳥居便」を使えば大鳥居を手前に厳島神社を正面に見ることができ、厳島神社と大鳥居をツーショットで写せます。インスタ映えしそうですね。
JR宮島口駅改札口の改札口からフェリーの乗り場までは徒歩6分です。また、宮島の船着き場から厳島神社へは徒歩10分です。時刻はこちらをご覧ください。
ちなみに、宮島へのフェリーはJRのほかに「宮島松大汽船」もありますが、こちらは秋の乗り放題パスが使えません。フェリー乗り場が近いので混同しやすいですが、注意しましょう。
ちなみに、元旦は終夜運転を行っており、10分おきに運行しているので運航ダイヤは調べなくても大丈夫でしょう。
名古屋・大阪方面からのアクセス
名古屋や大阪からアクセスする場合、恐らく山陽本線を乗り継いでいく人が多いと思いますが、その際に問題になるのは相生~岡山間です。この区間は毎時1本しか走っておらず、両数も短いために大変混雑します。赤穂線で迂回する手もありますが、こちらも同様に、基本的には1時間に1本です。よく時刻表を確認してから乗ることを強くお勧めします。また、この区間だけ別料金にはなってしまいますが、新幹線で通り抜けるのもよいでしょう。
東京駅から秋の乗り放題パスや青春18きっぷで行く場合、1日で広島まで行くことはできますが、移動は文字通り一日がかりとなってしまうので、現実的ではありません。「ムーンライトながら」を利用して乗り継いでいった場合には最短で午後2時頃に宮島口駅に到着できますので、こちらの方がよいのではないでしょうか。この場合には小田原駅までの切符を事前に購入して、車内で車掌から翌日分のスタンプを押してもらう必要があります。ただし、ムーンライトながらは全車指定席ですので、指定券が無いと乗車できません。
山口・九州方面からのアクセス
こちらの方は1時間当たりの本数は少ないですが、下関~岩国を直通運転する列車が少なくないため乗り換え回数は少なく済みます。
食料の確保
普通列車の場合、当然車内販売はありません。しかし、山陽本線の場合は比較的大きな駅が多いので、店が全くないという事態にはならないでしょう。長時間乗車することが多いでしょうから、水分補給はこまめにするようにしましょう。