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 皆さん、もう青春18きっぷでどこへ行くか決めていますか?それとも、行き当たりばったりのぶらり旅でしょうか?実は青春18きっぷの場合はグリーン車自由席ならグリーン券を購入すれば乗車する事が出来ます。(グリーン車指定席は不可)今回は青春18きっぷの旅の強い味方であるグリーン車の乗車方法について取り上げます。

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首都圏の場合

グリーン車が連結されている列車は?

E217系
引用:E217系

 以下の線区の普通列車であれば、一部の列車を除き基本的には1列車につき2両のグリーン車が連結されています。 また、グリーンアテンダントが乗務しており、Suicaグリーン券以外で乗車したお客さまへの車内改札等を行うほか、車内でお飲みものや軽食の販売を行います。

  • 東海道線
  • 総武快速線(一部成田線・内房線・外房線への乗り入れあり)
  • 横須賀線
  • 高崎線
  • 宇都宮線
  • 常磐線(普通列車のみ)
  • 上野東京ライン
  • 湘南新宿ライン

乗車料金と購入方法

 乗車料金は以下の通りです。なお、車内で購入した場合は事前に購入するより高い料金となっていますので、事前に購入してください。

グリーン車 料金

 購入場所についてですが、改札内にあるグリーン券販売機で購入する場合Suica・PASMO・Kitaca・TOICAの何れかを持っていないと購入できません。意外ですが、関西のICOCAやPitapaなどは一切使えないため注意が必要です。このような場合、一度改札を出て改札外の券売機で購入を行う必要があります。または、モバイルSuicaに対応する端末を所有してアカウントも持っているのであれば、モバイルSuicaでの購入も可能です。

 注意点として、東海道線の函南・三島・沼津駅(JR東海の区間)を発着する場合を挙げておきます。JR東日本エリアの区間からJR東海の区間へ行く場合はSuicaグリーン券で熱海まで購入し車内でアテンダントに申告すれば乗り越し可能です。 JR東海の区間から、 JR東日本エリアの区間へ向かう場合はJR東海管内でSuicaグリーン券の販売は行っていないため、券売機かみどりの窓口で紙の切符のグリーン券を購入するほかありません。なので、乗り継ぎ時間には注意しましょう。

グリーン車の同一方向への乗り継ぎも可能

 首都圏のグリーン車の大きな特徴として、”1枚のグリーン券で同一方向への乗り継ぎが可能”というのがあります。以下の例が可能です。

  • 高崎線⇔東海道線
  • 宇都宮線⇔東海道線
  • 常磐線⇔東海道線(上野東京ラインのみ)
  • 東海道線⇔総武快速線
  • 東海道線⇔横須賀線
  • 高崎線⇔横須賀線
  • 宇都宮線⇔横須賀線
  • 常磐線⇔横須賀線(上野東京ラインのみ)

ライナー列車のグリーン車も利用可能

251系
引用:251系

  湘南ライナーなど東海道線のライナー列車のグリーン車は自由席なので、この場合も青春18きっぷ+グリーン券の組み合わせで乗車できます。普通列車のグリーン車とは違った185系や251系のグリーン車に乗ってみるのもいかがでしょうか?なお、どちらのライナー列車も、来春のダイヤ改正で特急化される可能性が高く、251系は運行終了となるので、早めに乗りに行くことをお勧めします。

首都圏以外のグリーン車

  首都圏以外での定期列車の普通列車グリーン車は佐伯~延岡間の下り普通列車1本のみです(佐伯6:18→延岡7:26)。この列車は特急で使われる787系で運行されており、大変乗り得です。

 また、グリーン車に乗れればよいということであれば、JR北海道の手稲~札幌間で朝ラッシュ時に運行されている「ホームライナー」に乗るのも良いでしょう。こちらは乗車整理券100円を支払えば乗車できます。ただし、座席が指定されているわけではないため、完全に早い者勝ちです。