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 いや~こんなことがあるもんなんですね。日本ダービーのレース中に2番人気の競走馬・スキルヴィングが競走中に急性心不全を発症し死亡する事態が起きました。優勝したのは4番人気のタスティエーラで大荒れの決着となりましたが、ネット上の反応はどうだったのでしょうか?

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スキルヴィングの経歴

2023年 青葉賞(GⅡ) | スキルヴィング | JRA公式

 スキルヴィングは2020年3月25日にノーザンファームで生まれました。父は数々のタイトルを勝ち取りJRA歴代2位の賞金を獲得したキタサンブラック、母はロスヴァイセです。

 昨年10/15に行われた東京競馬場第5レースの2歳新馬戦(芝2000m)でデビューすると、1か月後に再びルメールとのコンビで同競馬場・同距離の2歳未勝利戦に出走し、初勝利を記録。

 2023年は2/5の1勝クラス・ゆりかもめ賞を制して2連勝を記録すると4/29に東京競馬場で行われた青葉賞に出走しこちらも僅差の勝負を制して3連勝。先の勝利により日本ダービーの優先出走権を手にし、輝かしい未来が待っていると思われていました。あの事故が起こるまでは…

日本ダービーのレース中に突然死

https://twitter.com/itaiTikTok/status/1662748465527672832

 5/28に東京競馬場でおこなわれた第90回日本ダービー(GI・芝2400m)では2番人気となり注目を集めましたが、競走中に急性心不全を発症したのか?最後の直線半ばで急失速。17着で歩くようにゴールした後、1コーナー付近で騎手を務めていたルメールが下馬したのち仰向けに倒れ、その後死亡が確認されました。

ネット上の反応は?

 青葉賞からのスケジュールを言う人もいるが、京都新聞杯のローテのほうがキツイ部分あり、過去ダービー馬を排出しているので、それが問題ではないと思う。

 ただ、スキルの場合はデビューから2ヶ月3ヶ月とレース期間を置いてレースを使わねばならない体質であり、もともと弱い馬であったと思います。青葉賞を使ったあとすぐにダービー参戦を表明しなかった点がそう。

 ダービーを目標にホースマンは日々努力をしているので、多少体調が悪くとも参戦することは否めないが、今回のような例からも、馬優先主義をもう少し検討していく流れになりそうですね。関係者の皆様の心情、スキルヴィングをお悔やみ申し上げます。

引用:【日本ダービー】スキルヴィングは17着入線後に急性心不全で死す ルメール騎手「残念です」 

 乗り慣れた鞍上なら、レース中でも手応えに違和感を感じた時点で止めて欲しかった。それとは別かも、知れないが、、

 同じく人気で発症した、エフフォーリアもタイトルホルダーも横山兄弟の下馬により生き延びてる。そら心室細動と違う言う人もおるけど、その延長線が心不全でしょ?

 無事にゴールして。の意見は、如何なもんかね?そう言う人が多いから、ゴールしなければ!と思うのでしょうね。スキルについては、苦しくなってから暴れ無かった事が凄かった。調教で得た我慢。人間に教えられた我慢が最後に人間を傷つけずに済んだんだろな

引用:苦しくて歩くのもつらかっただろう…スキルヴィングは精神力と生命力でルメールを守り切った【競馬】

 この出来事は、ただ馬が人を守ったという美談だけで片付けてはいけないと思う。昨今、高校野球やマラソン等のスポーツ全般で例えば投球制限があったりマラソンの走る時間帯を暑くない時間帯に変えたりと人の生命や健康を守る取り組みが成されている。

 これは、競走馬やその他の人の営みに利用している全ての生き物にもこれからの時代、そういった配慮が必要ではないだろうか。

 今回亡くなったスキルヴィングのダービー迄のローテーションは果たして3歳という若い馬にとって本当に適切だったのかをJRAで多角的に検証して頂きたい。

引用:苦しくて歩くのもつらかっただろう…スキルヴィングは精神力と生命力でルメールを守り切った【競馬】

 映像を繰り返し見ました。あくまで勝手な想像ですが、スキルヴィングは体の異変を感じてから苦しくなっても急に失速したり暴れたりせずにゴールし、ルメール騎手もおそらくそれに気付き無理をさせなかったのだと思います。

 その後スキルヴィングはルメール騎手が怪我することないように降ろし、それを確かめてから危ないから近寄るなと自ら離れ、ルメール騎手は内ラチで怪我をしないよう庇っていたように見えます。その場面だけでも彼らの絆を強く感じ涙が出ました。

 その後スキルヴィングは首から大きく前転するように倒れ、すぐに静かになりました。ずっと寄り添っていたルメール騎手も関係者も、その場面を見ていた全ての人たちが無事を願っていたのではないでしょうか。まだ3歳、これから楽しみではありましたがその短い生涯を精一杯生きたんだと思います。最後までかっこよかった彼を、きっとずっと忘れません。

引用:苦しくて歩くのもつらかっただろう…スキルヴィングは精神力と生命力でルメールを守り切った【競馬】

 タラレバだけど武史のエフフォーリアみたいに異変を感じたら結果云々に関わらずゴール前だろが止めてあげられたら結果は違っていたかもしれないけどこればかりは誰にもわからない。

 ただ皆さんスキルウィングがこの世にいた存在、あの青葉賞を勝った馬はダービーに勝てないというジンクスをスキルウィングならこのジンクスを破ってくれるという期待…ライスシャワー、サイレンススズカ、サンエイサンキュー達も天国にいます。ご供養申し上げます。

 木村先生、スキルウィングの担当厩務員さん。これが競馬という人もいますがこんな悲しいことが競馬ではありません。彼が倒れた後に木村先生と厩務員さんが駆けつけたのには見ることもできませんでした。馬主さんの気持ちも辛いけど我が子のように接していた木村先生、厩務員さん。ファンも同じく辛くて悲しいです。

引用:苦しくて歩くのもつらかっただろう…スキルヴィングは精神力と生命力でルメールを守り切った【競馬】

 自分もかつて競馬をよく見ていたし、一口馬主も細々とやったりしていました。でも、出資しした馬が亡くなってしまったり、何より大好きだったライスシャワーの衝撃的な予後不良を現地で目の当たりにして以降、色々と考えるようになってしまい、最終的には競馬を見るのを止めてしまいました。

 この記事のコメントでも、人間の遊びのために動物の命が奪われることは可哀想との意見も目にします。確かにそうだけど、一方でサラブレッドから競馬を取り上げた時に、今の世界では種として生き残ることも難しいのではないかと思います。

 品種改良も人間のエゴだと言われるだろうけど、結局は結論の出る話ではないと思います。自分はせめて今を懸命に生きるサラブレッドたちに引退後も良い環境であるよう、ささやかながら引退後のサラブレッドの面倒を見る牧場などに寄付したりするようにしています。

引用:【日本ダービー】2番人気スキルヴィング、入線後に倒れ死す…ルメールが心配そうになでるシーンも

 民放のテレビ中継を見ていましたが、倒れた馬がちょっと映ったあとは、ほぼ話題にも出ない。落馬した騎手の件も同じ。映像はショッキングだから流さないとしても、言葉で状況を伝えて欲しいと思った。

 平和に終わってたら、ゲストの誰が当たったー!でいいと思いますが、事故など普通じゃない事態が起きた時は、何を視聴者が知りたいのかを考えて欲しいと思った。多分ほとんどの視聴者が心配で心配でたまらなかったと思う。馬も騎手も健全であっての競馬だもの。

 詳細がわからなくても、現地から伝えられることってあると思う、触れないで終わるのはなんか違うな、って思った。予定通り進めないといけないから仕方ない、なら将来はアナも現場もすべてAIで良いかな。

引用:【日本ダービー】2番人気スキルヴィング、入線後に倒れ死す…ルメールが心配そうになでるシーンも

 御冥福をお祈りします。個人的に競馬引退のレースでこんな事なるなんてって感じやけど、何度も見たし、何の学びもしない業界にガッカリでした。

 馬の命は所詮、商売道具でしかないんか。走らせる為のサプリ(合法薬物)の投与し過ぎが原因かな?全国放送であんな姿見せつけて、何か感じる事はないんでしょうか。これをきっかけに公正より馬の命と安全を優先される業界に変わる事を願います。

 スキルヴィング、お疲れ様。しんどい思いさせてごめんやで。ただ、関わった人の中には、ちゃんと愛情持って接してくれた人は必ず居てるから、それだけは分かってあげてな。ゆっくり休んでください。生まれてきてくれてありがとう、ごめんな。

引用:【日本ダービー】2番人気スキルヴィング、入線後に倒れ死す…ルメールが心配そうになでるシーンも

 競走馬の調教は、ほぼ虐待ですからね。人間で言うと小学生ぐらいの年齢から調教が始まりかなり無茶な調教をして筋肉が膨れ上がり呼吸をするのにも困難になる場合がある。そしてレースと調教の日々で馬はストレスを抱え胃潰瘍を患っている馬も多い。馬専用の胃薬があるぐらいです。

 昔のバラエティー番組で本物の騎手を使いポニーで競馬をする企画があった。回が進むにつれてエスカレートし騎手がポニーを調教しだした。するとポニーがものすごいスピードで走るようになった。これを見て、動物虐待の声が上がり企画は打ち切りになった。

 つまり動物本来のあり方を越えてはいけない。モノには限度があることを理解しないと。家畜動物と競走馬では意味が違う

引用:スキルヴィングは完走も急性心不全で命落とす ルメール「直線に向いたら手応えが…」【日本ダービー】

亡くなったのがこの馬で良かったのかもしれない…

 まあ、亡くなったのがスキルヴィングで良かった…という見方もできるかもしれません。これがもっと有名な、海外のレースに出るような競争馬だったらもっと悲惨なことになっていましたからね。

 そういう意味で言えば、亡くなったのがこの馬で良かったのでしょう。それに、引退すれば忘れ去られてしまう馬も多い中、悲劇のヒロインとして人々の記憶に残り続けられるわけですし、馬主の方も沢山いる馬の中の1頭が亡くなっただけですからそこまで痛手ではないでしょう。今後は馬の体調管理や緊急時の措置も強化されるでしょうし、そういう意味で言えば名誉ある戦死とも言えますね!

 おめでとう!本当におめでとう!あの世で安らかに眠って下さいね!

最後に

 なお、コメント欄については荒れることが予想されるため、当面の間閉鎖しております。

 はっきり言って匿名できれいごとを投げつけてくるような方に対してコメントを返すのも手間ですし、日本国憲法で言論の自由も表現の自由も認められていますので…(コレがわからなかった人はもう一度社会科の勉強をやり直すように)。

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