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 JR西日本の「SLやまぐち」は現在も運休が続き運行再開の見込みが立っていない状況ですが、JR東日本からも悲報が届きました。SLファンにとっては悪夢のようですね…

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 ニュース

 JR東日本新潟支社は2018年7月25日(水)、磐越西線の新津~会津若松間を走る臨時快速「SLばんえつ物語」について、蒸気機関車(SL)の不具合のため、今年度の運転をすべて見送ると発表しました。
 7月13日(金)の点検で、同列車に使われているSLのC57形180号機に不具合が見つかりました。同支社によると、石炭と水を積むテンダー車(炭水車)の車輪8つのうち、ひとつに不具合が生じていることを確認。今後さらに詳細な調査が必要であることと、交換部品を新造する必要があることから、修繕には相当な日数を要するといいます。
 また、今年10月以降には、C57形180号機に搭載している保安装置などの更新を含む大規模な定期検査も計画。これらの事情から、2018年度の臨時快速「SLばんえつ物語」はすべて運転を取りやめ、代わりにディーゼル機関車(DL)を使った「DLばんえつ物語」などを運転するとしています。
 C57形180号機は1946(昭和21)年、三菱重工業が製造。新潟を中心に使用され、1969(昭和44)年に廃車となりました。その後、JR東日本が1999(平成11)年に復元し「SLばんえつ物語」などに使用しています。
 「SLばんえつ物語」の運休に伴い、7月28日(土)、29日(日)、8月4日(土)、5日(日)、11日(土・祝)、12日(日)はディーゼル機関車が客車を牽引(けんいん)する臨時快速列車が運転。8月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)、9月15日(土)、16日(日)、22日(土)、23日(日・祝)は、DE10形ディーゼル機関車の牽引による全車指定席の臨時快速「DLばんえつ物語」が運転されます。
 JR東日本新潟支社は、C57形180号機の修繕や大規模点検は2019年初夏に完了する見込みとしています。
出典:快速「SLばんえつ物語」2018年度は全便運休に 車両不具合 JR東日本

DLで当面の間は代走

 C57形の不具合が重傷だったようで、今年度の運行はできず、代わりにDLでの代走ということになりました。これはこれで貴重なものでしょうね。

C57形の不具合は治せるか?

 C57形の不具合がかなり重いもので、このまま復旧できないなんて可能性も否定は出来ないでしょう。そうなると高崎のD51を持ってくるという可能性も完全には否定できませんね。どうするか今後に注目でしょう。もちろんC57形の修繕が無事に終わればそれが一番良いのでしょうが…