皆さんはもうどの列車に乗ろうか決まっているのでしょうか?今回はJR西日本屈指の人気列車、SLやまぐち号の指定席を確保する方法について考えてみました。
SLやまぐち号の概要
SLやまぐち号はJR西日本が現在も走らせているSLの動態保存を目的にした臨時列車です。国鉄でのSLによる定期旅客列車の運転が終了した3年後から走り始めた、SLブームの火付け役となった最初の動態保存列車です。現在は新山口~津和野を土休日を中心に一往復しています。また、正月は「SL津和野稲成号」として愛称を変えて運転していますので指定席を取るときは注意が必要です。
けん引する客車についてであるが、12系客車の老朽化したことに伴い、2017年9月から新製客車(35系)が使用されています。また、これに伴い、以前は普通車のみ連結となっていましたが、新たにグリーン車の連結が開始されています。
なお、グリーン車の乗車記については「SL津和野稲成号グリーン車乗車記」をご覧ください。
乗車するには
SLやまぐち号は全車指定席なので、指定席がなければ乗車することはできない。しかし、この列車は人気が高く、特にグリーン車は1列車23席しかないので、発売開始から数分で売り切れになってしまう場合もあります。
では、入手困難な指定券をどのように入手すればよいのでしょうか?
E5489サービスを使う
インターネットへの接続環境があるのであれば、駅に行かなくてもJR西日本のインターネット列車予約サービス「e5489」を利用できる。事前にクレジットカードなどを登録しておき、10時になると同時に予約を行うという方法です。ただし、予約が集中してしまうと場合によっては接続ができなくなってしまう場合があるのが欠点ですね。
ちなみに、e5489サービスは発売開始日の1週間前から予約申込を受け付ける「事前申込サービス」も利用できるので忘れずに申し込んでおきましょう。
駅に行って10時打ちをしてもらう
より確実な手段を求めるのであれば、実際に駅に赴き「みどりの窓口」で十時ちょうどにマルスを叩いてもらうのが良いでしょう。ただし、みどりの窓口に行っても混んでいれば10時打ちはしてもらえないので、マイナーな駅のみどりの窓口に行って10時打ちを狙うのが良いかもしれません。最も、最近はみどりの窓口が指定席券売機に置き換えられていたり、閉鎖されている等の可能性もありますので、きちんと「みどりの窓口」があるかどうか時刻表などで確認をした方がよいと思います。
ちなみに、指定席券売機では10時打ちが出来ません(10時から数分経ってから販売開始される)。その点ご注意ください。
詳しくは「人気列車の指定席を確保するには?」をご覧ください。
オークションで入手(非推奨)
人気列車の指定券であればオークションなどで出品されている可能性がありますので探してみてもよいかもしれません。まあ、そこまでして欲しいきっぷかどうか?はよく考えた方がよいと思いますが…
まとめ
いかがだったでしょうか?SL列車で良い旅ができるとよいですね。ついでにもう一言だけ。転売厨は一刻も早く滅びろ。