三が日は終わってしまいましたが、みなさんはどこかへ行かれましたか?今回はSL津和野稲成号のグリーン車の乗車体験を書きたいと思います。
津和野稲成号のグリーン車指定席を入手
SL津和野稲成号は簡単に言うと正月3が日のみ運転される「SLやまぐち号」のようなものです。まあ争奪戦になることが予想出来ましたのでおとなしく10時打ちを行うことに。
…10時ちょうどにE5489サービスで予約を行いましたが、なんと下りはものの1分満席に。1列車に23席しかないんだからそりゃそうなるよね…。で、慌てて上りの方を予約したところ辛うじて通路側の席をとれました。
元日の津和野稲成号に乗車
「スーパーおき4号」で津和野駅へ向かい、観光した後津和野稲成号に乗りました。
最後尾の車両を一枚。こちらのヘッドマークは普段と同じようです。
SLとDLの重連運転でしょうかね。
先頭のSLのヘッドマークは正月仕様でしたね。
一等車の証である白帯が引いてありますね。
座席はリクライニングシートとボックス席の二種類があります。どちらも肘掛けまでリネンが付いているのがいいですね。特急列車のグリーン車でもここまではしないぞ… 更に座席にコンセントがあるのは現代社会に合わせて、ということでしょうね。雰囲気はマイテ49とそっくりですね。
しかしフットレストやレッグレストは省略されています。普通列車のグリーン車なのでそこらへんは仕方ないですかね。
展望室です。重厚なソファーと屋外の展望スペースがあります。今回は新山口行きの方だったためか、SLの煙の流入を防ぐために展望スペースは締め切られてました。津和野行きのときだけ使えるようです。
ちなみに、3号車にあるゲームコーナーはグリーン車利用客は全員利用可とのことです。(普通車の乗客は抽選)
乗車した感想
グリーン車単体としてはそこまでよい座席ではないかもしれませんが、雰囲気も含めてのグリーン車と見れば素晴らしいものではないかと感じましたね。
ただ、出来れば普通車とグリーン車の間には関所みたいなものを設けてもよいのではないかと感じました。あれでは普通車の乗客も展望室・展望スペースに入り放題なので、できれば車掌を配置するとか、対策を考えてほしいです。
昔の一等車なら本当に限られた人々しか乗れないものだったでしょうから、雰囲気は今よりも厳かなものだったでしょうね… 今は観光列車のグリーン車、1列車につき23席しかないプラチナチケットだから仕方ないのかもしれません。