東京臨海高速鉄道では後継の71-000形の導入が決定し先代の70-000形の置き換えが遂に始まりました。70-000形Z8編成が編成をばらされ中間車が解体業者に引き渡されましたが、両先頭車は東京港に輸送されその後九州行のフェリーに載せられたという情報があります。果たして噂通りに筑肥線で運行されるのでしょうか?
試運転が続けられる71-000形
Z8編成の両先頭車は九州に、中間車は解体場へ…
新型車両の導入に伴いZ8編成が運用離脱第1号となりました。中間車は順次陸送で解体場に運ばれましたが、両先頭車は東京港から九州に向かったことが確認されています。
JRの車両であれば長野か郡山に廃車回送される流れが容易に想像できましたが…やはり相互直通を行っているとはいえ別会社なため廃車解体を依頼するとなると高額になってしまうのでしょうね。両先頭車が譲渡予定だったため不要な中間車を抜いた後八潮の車両基地まで戻さなければならないのもマイナスポイントだったのかもしれません。
筑肥線での運行が濃厚、両数はどうなる?
恐らく103系の置き換え目的で譲渡されるわけですが、新天地ではどのような姿になるのか。2両編成では輸送力不足でしょうし、4両編成だと大きな改造は無しで運用できます(トイレ設置はする?)がやや輸送力が過剰なように思えます。
70-000形のモハユニットのうち片方を入れて3両編成にするのなら、ホームドアの大きな改造は必要なくなりますが、両先頭車のうちどちらか電装化する工事が必要になります。新型車両を入れる費用を惜しむくらいケチな他の車両(415系など)の置き換えにも資金が必要なJR九州がそこまで大規模な改造工事をするのか疑問が残るところです。
果たしてJR九州に移籍してどのような姿で現すのか、いつ運用開始するのか注目が集まります。