現在、都営浅草線では5500形の投入が進んでおり、5300形の廃車が徐々に進行しています。今回は5300形の今後についてや5500形投入完了後の運用について 予想してみました。
5300形の廃車が進行

現在、5300形は新型車両5500形の投入に伴い、トップナンバーである5301編成が昨年8月1日付で廃車されたことを皮切りに、順次廃車となっています。つい先日には、ラストナンバーである5327編成が廃車となったことで大きな話題となりました。
この編成は、5300形の投入があらかた終わった2年後の1997年に5200形の6両編成2本から8両編成1本への変更に伴い、不足となった1本を置き換える目的で新製されたため、都営車で唯一120km/h運転に対応しており、他の車両とは以下の点が異なります。
- 主電動機の出力を165kwから180kwに増強
- 制御装置は三田線用の6300形1・2次車と同形の制御容量(T-INV1A形・素子容量4500V-2300A)に変更
- 他の編成と異なり、新製時から 転落防止幌を設置
1編成だけの異端車であることも災いし、早い時期での廃車となってしまいました。どうも、メンテナンスの問題もあるのか、異端車はあまりいい最期にはならないようです…
5300形の詳しい情報に関しては、以下の動画にまとまっていますので、そちらをご覧ください。
さよなら運転はどうなる?

都営浅草線のさよなら運転では、5000形は西馬込~押上間の往復、羽田~千葉ニュータウン中央間、最終日の7月2日は西馬込~京成成田間にて、いずれも定期列車の運行ダイヤで行われました。一方、5200形は 西馬込~千葉ニュータウン中央間を臨時列車としてさよなら運転を実施しました。
こうなると、5300形のさよなら運転はどうなるのか。個人的な予想としては、廃車回送を兼ねた京急久里浜or金沢文庫までの運行になるのではないか?と予想を立てておきます。始発がどこになるかはわかりませんが、本命は 印西牧の原駅、対抗馬として 宗吾参道と京成成田駅、大穴として芝山千代田駅を挙げておきます。
5500形投入完了後のダイヤはどうなる?

5500形投入が完了すれば、都営車は全車120km/h運転が可能になりますから、当然それに対応して京急線内はダイヤ改正を行うでしょう。また、現在は都営車による京成スカイアクセス線への乗り入れがないため、アクセス特急への充当はありませんが、今後は設定される可能性が高いです。また、エアポート快特の運用も現在はあまり行われていませんが、増加するものと思われます。
5300形の譲渡はあるか?
5300形の譲渡に関する話はここまであまり聞きませんが、可能性があるとすればまずは琴電でしょうか。琴電には置き換えが必要な18M車が多数ありますし、先頭車が電動車なので改造もそこまで手間はかからないのではないでしょうか。ただし、VVVFに変電所が対応しているのか?の点で疑問が残るところではあります。
あと可能性が残るとすれば京成電鉄への譲渡でしょうか。3500形や3600形の老朽化が進行しているので、新型車両投入までのつなぎとして可能性はなくもないでしょう。(実際、JR東海の100系や700系の一部編成がJR西日本へ譲渡されている)
また、北総鉄道も現在3700形を京成電鉄から4本リースしているため、北総鉄道への譲渡も可能性としては否定できません。京成電鉄への譲渡よりは可能性が高いでしょう。
まとめ
5500形投入完了時に行われるダイヤ改正で、果たして都営車のアクセス特急が設定されるのか?非常に楽しみなところですね。
また、5300形の譲渡はここまで実現に至っていませんが、どこかの私鉄が手を挙げるのか、この点も楽しみです。できれば全車廃車というオチだけは避けてほしいところですが…