現在205系が運用されている宇都宮線と日光線ですが、労組資料からE131系の投入を順次行う計画が明らかになっています。その後、J-TREC新津事業所内において茶色とクリーム色をまとった新型車両の目撃証言が複数上がっており、また配置先となる小山車両センター内に3両停目が複数新設されていることから3両編成での投入となる模様です。
新津でE131系の製造が確認される
J-TREC新津事業所内において茶色とクリーム色をまとった新型車両の目撃証言が複数ありました。E131系とのことで、所属が「宮ヤマ」となっていることから宇都宮・日光線向けとなる模様です。
3両編成での投入に、来春運行開始!
今回投入される宇都宮線・日光線向けE131系は3両編成での運用になる模様です。ラッシュ時は2本つなげて6両で、それ以外は3両でということなのでしょうか?また、宇都宮線のラッシュ時についてはE231・E233系が運用に回される可能性もありそうです。
宇都宮線と日光線を共通運用にして予備車の削減を行うとともに輸送力の最適化を図るという点で3両というのは絶妙なところですね。今後はほかの路線でもこういうケースは増えてきそうです。
その後、JR東日本が来春から運行を開始することを明らかにしました。3両編成15本を投入し205系を置き換える模様です。また、ワンマン運転(中編成ワンマン)も行われる可能性が極めて高いでしょう。
205系は譲渡へ?インドネシア行きの可能性も?
まず日光線で運用されている「いろは」ですが、こちらは今すぐに解体されるようなことはないものと思われます。臨時用で残留するか、富士急行へ譲渡される可能性が高いでしょう。
宇都宮・日光線用の205系一般車に関しては廃車と譲渡の可能性は半々くらいというところでしょうか。富士急行や秩父鉄道など地方私鉄への譲渡は可能性としてそれなりにありそうです。すでに寒冷地仕様・半自動ドア改造が施工済なので、そこまで改造コストもかからずに済みますね。
大穴としてはインドネシア譲渡の可能性でしょう。現在は中古の鉄道車両の輸入に規制がかけられていますが、205系は武蔵野線向けなどが多数譲渡された実績がありますし、メンテナンスもしやすいでしょう。果たしてどういう結末を迎えるのか、注目が集まるところですね。