10/23・24の両日にJR山手線内回りの一部区間を運休して行われた渋谷駅の改良工事が無事完了し、25日始発から運用が開始されました。山手線の運休を受けて並行する各線では臨時列車の増発などの対応を行ったわけですが、珍しい列車の運転で鉄オタたちが騒動を起こす残念な一幕もありました…
ホームの拡幅工事完了
週末に山手線内回りの一部区間を運休して渋谷駅のホーム拡幅工事が行われ、月曜日の始発から供用が開始されました。これにより山手線内回りのホームがおよそ2倍の5m幅となり、混雑が緩和されています。
品川~新宿間で臨時列車運行
まず品川~新宿間では臨時列車(途中停車駅は恵比寿・渋谷)が1時間に1~2本間隔で運行されました。初日はE231系+E233系の15両編成で、2日目はE231系単独・E233系単独の15両編成でした。
グリーン車の扱いに注目が集まりましたが、JR東日本は通路扱いとしており、事実上の無料開放となっていました。この短距離ではグリーンアテンダントをわざわざ乗務させて営業しても利益が出ないと判断されたものと思われます。
ただ、あまりにも珍しい列車が走ったためか、土日だったこともあり撮り鉄が大挙集結し恵比寿駅では車掌の業務を妨害する事態も起こりました。本当に残念なことですね…
埼京線や山手線でも珍しい光景が
並行する埼京線は大幅に増発が行われ、普段は見られない川越発東京エアポート行の列車も設定され、大崎駅にE233系7000番台が何本も並ぶ光景も見られました。また、相鉄・JR直通線の列車も池袋駅まで延長運転され、相鉄車(12000系)が日中に池袋駅に乗り入れる光景が見られました。
山手線でも日中に池袋行・大崎行の列車が設定されることはなく、貴重な光景となりました。