東武鉄道の特急「スペーシア」・「リバティ」ですが、新型コロナウイルスの影響で現在車内販売を休止している状態が続いています。この度、復活することなく廃止となることが確定し、合わせて自動販売機も順次撤去する方針を明らかにしました。
このほか、「りょうもう」に充当されている200系に2編成目の廃車が発生したため、そちらも合わせて取り上げます。
車内販売は復活することなく終了…
以前の東武特急では「スペーシア」の3号車にカウンターが設置され、ワゴン販売なども行われていました。「リバティ」でもワゴンでの車内販売が行われていましたが、緊急事態宣言の発令に伴い車内販売が休止状態となってしまっていました。
今年春のダイヤ改正で小田急「ロマンスカー」での車内販売は終了しており、今回の「スペーシア」・「リバティ」での車内販売終了に伴い、在京私鉄の特急は車内販売が無くなることになります。時代の流れとは言え、なんとも切ない話ですね…
自動販売機も撤去へ
なお、自動販売機での飲み物の販売も8/20から順次取りやめるとのことです。列車によっては2~3時間乗車する場合もありますので、駅のコンビニなどで事前に飲み物などを調達するのを忘れないようにしましょう(途中駅だとコンビニや自動販売機が無い場合もあります)。
208Fが廃車回送される…
なお、「リバティ」の運用拡大に伴い200系208Fが運用を離脱し、渡瀬北まで回送されています。連結器や座席の枕カバーの撤去が行われていることから廃車回送と思われます。同編成は足回りなどが先代の1720系トップナンバー編成1721Fからの流用で既に製造から60年以上が経過しており、十分すぎるほど働いたと言えるでしょう…