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 長らく工事が続けられてきた北陸新幹線の金沢~敦賀間ですが、この度来年の3/16に開業することが明らかとなりました。並行在来線の分離が行われるとともに、在来線特急も大規模な改編が行われることとなります。

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東京~敦賀の直通運転は「かがやき」がメインに

北陸新幹線の金沢-敦賀間が来年3月16日に開業 東京-福井間が2時間51分(2023年8月30日)

 北陸新幹線の延伸工事が長らく行われてきましたが、この度金沢~敦賀間について来年の3/16に開業することを明らかにしました。

 直通のメインは「かがやき」で、最速達の5往復のほかに金沢~福井~敦賀の途中駅に停車するタイプも4往復設定されます。「はくたか」は敦賀まで直通する列車は5往復のみの設定、富山~金沢~敦賀間は「つるぎ」がメインとなる模様です。

 基本的には「つるぎ」が在来線特急「サンダーバード」・「しらさぎ」と接続する形になります。また、「つるぎ」もダイヤ改正以降は速達タイプの列車が設定されるため注意が必要です。

「サンダーバード」・「しらさぎ」は敦賀までに短縮…

 北陸新幹線の敦賀開業後は「サンダーバード」が大阪~敦賀間の運行に、「しらさぎ」は名古屋~敦賀8往復と米原~敦賀7往復に短縮されます。なお、早朝深夜の「しらさぎ」1往復は全区間で運行を取りやめます。

 「能登かがり火」は5往復に増便されますが、それ以外は直流区間のみの運行となりますので、直流専用車の289系への改造も考えられます。また、「サンダーバード」が関西空港に乗り入れることにより、間接的に老朽化が進んだ「はるか」用の281系を置き換えることも考えられますね。今後どうなるのか、注目していきましょう。

並行在来線は分離へ

https://twitter.com/hapi_line_fukui/status/1697497125863784942

 今回の北陸新幹線延伸に伴い、並行在来線となる金沢~敦賀間が第三セクターに移管されます。敦賀~大聖寺間をハピラインふくいが、大聖寺~金沢間をIRいしかわ鉄道がそれぞれ運行を行います。運行ダイヤについては現時点で公表されておらず、今後12月ごろに公開されるものと思われます。