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紀勢本線全線開通60周年を記念して、JR東海とJR西日本の両社が記念企画を行うこととなりました。
記念列車特急「紀勢本線全通60周年号」の運行
2019年7月15日に紀勢本線が全線開通60周年を迎えるため、記念列車特急「紀勢本線全通60周年号」を運行します。この列車のヘッドマークには、記念ロゴマークを掲出します。
- 運転日: 2019年7月13日(土)~15日(月・祝)
- 運行区間
- 7月13日:名古屋駅⇒熊野市駅
- 7月14日:名古屋駅⇒新宮駅
- 7月15日:熊野市駅⇒名古屋駅
- 編成: キハ85系(4両)※一部グリーン席、全車指定席で運行
- 特典
- 7月13日、14日 : 尾鷲駅⇒熊野市駅間の車内で、「最後の開通区間乗車証明書」をお渡しします。(実際にご乗車のお客様一人につき1枚限り)
- 7月15日: 熊野市駅⇒尾鷲駅間の車内で、「最後の開通区間乗車証明書」と ヘッドマーク原寸大の「最後の開通区間乗車記念ステッカー」 をお渡しします。(実際にご乗車のお客様一人につき1枚限り)
- 運行時刻
- 7月13日:名古屋 8:51→熊野市 12:16
- 7月14日:名古屋 8:51→新宮 12:36
- 7月15日:熊野市 14:35→名古屋 18:26
- 大滝峡や新鹿海岸など景勝地では速度を落として運行します
- 7月13日と14日に運行する列車では車内イベントを開催。 乗務員によるおもてなし、記念撮影や沿線自治体による熊野古道世界遺産登録15周年の紹介、観光PR等が行われます。
記念セレモニーの開催
熊野市駅では7/15に記念列車の見送りなどのセレモニーを開催します。
- 開催日:7月15日(月・祝)13:30~
- 場所:熊野市駅
- 出席予定者:熊野市長、熊野市観光協会会長、熊野市商工会議所会頭、JR東海取締役執行役員東海鉄道事業本部長、熊野市駅長
JR西日本は「サロンカーなにわ」を利用し臨時列車を運行
JR西日本は団体列車として「サロンカーなにわ」を利用した臨時列車を 7月14日と15日に設定します。
- 運行日:7/14,15
- 運転区間:和歌山~新宮駅間(14日に上り、15日に下りを運行)
- 編成: DD51+サロンカーなにわ(グリーン車指定席)
- 運行時刻
- 7/14:和歌山 10:25頃→新宮 15:20頃
- 7/15:新宮 11:00頃→和歌山 16:00頃
- おすすめポイントは以下の通り
- 紀勢本線全通60周年記念オリジナルヘッドマークを取り付けて運転。
- 記念乗車証をご用意。
- 227系車両およびパンダくろしお「Smile アドベンチャートレイン」クリアファイルプレゼント!
- 特製掛け紙のお弁当をご用意。
- 新宮駅で車両展示を実施。(車内に入ることはできません)
- サロンカーなにわ「紀勢本線60周年号」、パンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン」、キハ85系「紀勢本線全通60号」
- 復路は絶景の「王子ヶ浜」駅間停車、清流「古座川」橋梁・景勝「橋杭岩」徐行運転。
- 新大阪駅、天王寺駅発着プランの復路(和歌山~新大阪駅間)は、パンダくろしおに乗車。
- 7月14日(日曜日)の新宮駅での主な内容は以下の通り
- 地元の皆様やJR西日本、JR東海社員によるおもてなし・お出迎え
- 和歌山県立新宮高等学校吹奏楽部の生徒による演奏(部員約30名)
- 和歌山県PRキャラクター「きいちゃん」が登場
- 平安衣装をまとった女性のお出迎え
- よさこい踊りでのおもてなし
- 新宮駅の駅舎・待合室でアフリカンアート鑑賞
- JR西日本、JR東海こども用制服での記念撮影
- 新宮駅前で地元特産品の販売
- 車内抽選の当選者は現役運転士訓練用の運転シミュレーター体験ができます。実施予定日時は 7月14日(日曜日)16:00~17:30、 7月15日(月曜日)9:00~10:30、各15人ずつ。
なお、日本旅行主催の団体列車なので日本旅行の当該旅行商品を購入した人しか乗車できません。予約はこちらから。
まとめ
紀勢本線の開業60周年ということでJR東海・西日本の両社で臨時列車の運行などイベントが行われますが、折角なら夜行列車「南紀」の復活運転をしてほしかったところです。亀山~和歌山市を走破する夜行列車が設定されれば鉄道ファンからはかなり注目を浴びたと思いますが、70周年の際には期待したいところです。